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魔道具編②


魔女の国は東の小さな島国。船で約2日。

今回の作戦は魔女達への

全面的な教会への協力要請。


魔道具開発に向けて

魔女達の技術を提供してもらうかわりに

こちらはできる限りの物資や食材、

金銭等の提供をするという契約。


ウェストレイク公爵からの情報。


魔女とは人間と他種族の混血の生物。

今回アポがとれているのは

エルフと人間の混血の魔女らしい。


公爵が昔訪国した時に交渉したらしいが

別の魔女に追い返されて死に目にあったそう。


魔女は昔から人間や教会から

魔物扱いされて迫害されてきた。

魔女狩りなんて事件もあったらしく、

相当人間との仲が悪いので

この島には外部の人間も

ほぼ近づかなくなっていたらしい。


交渉はかなり難しいだろうが、

魔女達の魔力や独自の技術はぜひ

味方につけたいところ。


「やばいな思ったらさっさと撤退を勧めるで〜♪」

外交を担当するのはセシル・ウェストレイク公爵。

「この国にも魔物と魔王が現れたことが

あったらしいけど、魔女達だけで当時の魔王を倒してる。

実力は折り紙付きてわけや。」


え、魔王より強いじゃん。

魔王から民を救うてのが

根本的な話だよね?まじ?

魔王倒してもらおうよ?



「あらあら〜セシルちゃんが逃げるてよっぽどね〜」


「ワイはスキルがあるから大丈夫やねんけどな〜。

従者が全滅させられてもうたから

被害が大きすぎてやり合える状況になれんかったわ」


話し合いになるのかな……。


今回のメンバーは……。


外務大臣セシル・ウェストレイク公爵。

教会から聖女マリベルと我らがママ。シータ。

うちからはセバスチャン、ルチア、私とシュガー。


あとは数人の従者達。


魔女の国についたらシュガーがマーキングしてから

シュガー自身がエルデシュタイン家に転移。

そこからこの魔女の国へ向かって

シュガーがヴィオラ様を転移させる。


と言うのが万が一の時の作戦。

やばくなったらヴィオラ様を召喚するという奥の手を

私とシュガーは持っているわけです。凄いでしょ。


退路を絶たれると詰むので船の番が必要とのこと。

セバスチャンとシータが船番を担当する。

この二人でダブル防御壁を船にかける。


こちら交渉組も絶対防御と聖域がいるので安心。

商会の物品交渉役としてルチア、

魔道具の開発担当として私ナミ。

危なくなったらヴィオラ様を呼びに行くシュガー。

という布陣。





魔女の国上陸ーーー


広さとしてはエルデシュタイン領地と

ほぼかわらないくらいの小さな島国。


魔女だけかと思ったら普通に

人間もほかの種族も色々住んでいる。


「魔女たちを迫害してきた歴史があります。

今回は絶対に戦闘にならないように配慮お願いします」

聖女マリベルからのお願いである。

あれからマリベルは聖女兼教祖として

まだ学生の年齢でありながら教会のトップに立ち、

これからの世界を統べる大役を担っている。

とんでもないプレッシャーだろう……。

なんとかマリベルの力になってあげたいな。


そう、私は今回は聖女の取り巻きモブに徹します!





とは言ったものの……


荒れ果てた街並み。

影からこちらをジロジロ見てくる人の目。

飛び交うカラスとコウモリ。


法がないって……

言ってたよね。


まさしくスラム街と呼ぶにふさわしいこの国。

いや、国じゃないねこれはたしかに。


怖い。

路地裏とか入ったら絶対攫われる。


あ、

なんか今石投げつけられた気がする……。


「とりあえずワイのそばを離れんかったら

やられることはないから大丈夫やで♪」


セシル・ウェストレイク公爵のスキルは絶対防御。

自分含め半径5m以内の者をあらゆる攻撃から守る。

「ほんとに無敵なんですか?」

「スキルは常に発動してるからな〜

でも寝首かかれたらやられるで♪」

「死にさえしなければ私が治癒しますっ!」


頼もしい限り。


私とルチアは乙女の恥じらいもなく

ウェストレイク公爵に、ぴったりとくっつく。

「両手にどころかかわい子ちゃん3人に囲まれて

ワイ幸せやなぁ〜♪」


え、今私のことも含めた?

やだ。可愛いって?私が?

ちょっと糸目関西人てば……。

好きになっちゃうからやめてね?


圧倒的チョロい女はドキドキしながら歩く。


(ナミ……。お主のう……)

(シュガー!!心をよむなぁぁぁ!!)


(マーキングしたからいつでも飛べるぞ)

(わかったぁ、ヴィオラ様を呼ぶと

なんかマジでむちゃくちゃになりそうだから

出来れば呼ばずに終われたらいいよね。)


殴って言うこと聞かそうとする未来がみえるんだもの。

あ、これが心眼てやつか?

ナミついにスキルゲット?


(ヴィオラ様を呼ぶかの判断はマリベルがしてね)

(吾輩に指示を出せ回復女)

(わかりましたバステト様〜)

今回の脳内チャットグルーブは

マリベルとの3人。

マリベルもシュガーの幻影を見ているからね。

めでたく念話仲間入りである。



「到着や〜ここやで♪」


小ぶりなお屋敷に到着。


執事らしき人がきちんと出迎えてくれた。



「ようこそ聖女と従者達。リラとお呼びください」


リラと名乗ったその魔女は

長い銀髪と大きな耳をもっていた。


リーベ達エルフはすこし人間より子供っぽい見た目をしているのだが、この魔女はまさに

エルフを大人にしたようなイメージ。

なるほど、エルフと人間の混血か……。


もう一人魔女が現れる。


「エマです。ドワーフとの混血です、よろしく。

今回の話の魔道具とやら。

我々は普段から道具に魔力を込めて使っている。

道具を加工するのは大体私が担当しているので

同席させてもらう」


魔法が使えるドワーフてことか!

これは話が早そうだ。いいね!


「交渉の場作ってもろて感謝です魔女はん♪」


「現教会の代表マリベルです。よろしくお願いします」






さぁ、魔女との交渉がはじまるーーー!!









読んでいただきありがとうございます!


もし少しでも面白いな、

続きが気になるなと

思っていただけましたら

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