表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

27/63

霊峰魔物討伐編①


アーノルド殿下の使者が我が屋敷に来たのは

殿下が王に即位して少し経ったころ。


つまり、国王からの直属の緊急依頼だった。


「霊峰ルミナリアの麓の樹海から

大量の魔物が発生しております。

マスタング伯爵の領地が

前線の砦で防いでおりますが

このままでは押し切られそうとのことで

緊急救助の依頼が来ております。

隣領地のエルデシュタイン家に

なんとかお力をお貸しいただきたいのです。」


魔物の大量発生……!


マスタング領が突破されたら

実際隣のエルデシュタイン領地に魔物が来るのは必然。

この依頼は断る理由はなく、

むしろエルデシュタイン領地も危険な状態。


立地的には

王都→魔法都市→エルデシュタイン領→マスタング領

そしてマスタング領にあるのが

この国で1番高い山。霊峰ルミナリア。

ここはかつて魔界の入口があった場所らしく

稀に魔物が大量発生するのだそう。


これは結構ガチな依頼だぞ……。


「わかりました。すぐに部隊を編成しましょう」


「魔物自体はそこまで強力ではありません。

ただ大量発生となると話は別。」

「マスタング伯爵て武勇で成り上がられた

武力に優れた貴族ですよね?」

「ええ。あそこは衛兵軍隊が相当強いです。

それでも砦が破られでもしたら一大事です」


マスタング領の砦へ魔物討伐に行く部隊と

原因を究明する部隊とでわかれることに。


エルデシュタイン家からは

元S級冒険者であるゴリラメイドこと

シンシアが魔物討伐のスペシャリスト。

そこにクロウとナミとシュガー。

あと冒険者ギルド【漆黒の翼】から10人。


王都から騎士部隊10人。

魔法学園から精鋭が5人。


マスタング伯爵の衛兵部隊およそ50人と

合流するという流れになった。


セバスチャンやルチアは情報収集担当。

霊峰の魔界や魔物について調査。

何かわかれば

セバスチャンの風の使い魔が連絡に来る。


「風の使い魔とシュガーをリンクさせます」


仕組みはよくわからないがこのリンクをすることで

シュガーのいる場所へ向かって使い魔が飛ぶと

屋敷から霊峰までものの数分ほどで到着できるらしい。


シュガーは使い魔の連絡役としてわかるけど

私って前線討伐部隊に必要??


死亡フラグな気がビンビンしてるんだけど!?






そして、出発当日を迎えるーーー


大掛かりな討伐部隊編成に

私はドキドキ。


エルデシュタイン領の冒険者ギルドに集合する。


「ナミ殿!!よろしく頼むでござる!」


バルド以下漆黒の翼メンバー10人。

「マスターよろしくね!」

「新しく入った冒険者が優秀でござる!」

「それはヴィオラ様のはからいなのよー」

「おかげでギルドも安定しているでござる!」

「うんうん。少し遠征になるけどよろしくね」

「うむ!魔物討伐は本来拙者達の担当ゆえ!」

「えへへ。また一緒に仕事ができて嬉しい♪」


そこへ。


魔法学園の精鋭部隊が到着。


回復、後方支援を担当する。


「皆さんよろしくお願いします〜」


「おお……」

「あれが聖女殿でござるか……!」


マリベル以下魔法使い5人。


光魔法使いが来てくれるなんて

なんと心強いことか!


「お怪我、頑張って……治しますっ!」

力こぶを作るポーズをする聖女。


聖女カワユスカワユス!

主人公はやっぱり君だよ!好き!




さらに王都からの騎士部隊も到着する。



……まさか、この人が来るとはね。



「我が名はスカーレット!

今回の任務騎士団を指揮させてもらう!」



勇者候補、剣聖スカーレット。


あの時実力を見損ねたけれど

なんでもぶった斬る切り裂きジャックさんらしい。


「斬れるものなら斬ってみろ!

全て空振りにしてやるのでございます!」

なぜか剣聖に敵対心を燃やすうちのマッチョゴリラ。

いや味方だからね?!

変なことしないでよ?



「はわわ〜勇者候補様に聖女様〜〜!!??」


ドンガラガッシャーン!!


人を見ただけで慌てふためき

災害クラッシュを始める受付嬢は

相変わらず安定の癒しキャラである。


そして私の横には

もうお馴染みになりつつある我が愛猫

自称聖獣シュガーの擬人化ゴスロリ少女。

(あの霊峰は魔物の巣窟。吾輩もよく知らぬ)

(何かあったらよろしくねシュガーちゃん♪)





しかし、そうそうたる顔ぶれ。

……魔物に同情するかも。


S級冒険者、聖女、勇者候補、聖獣


そして


それらを指揮する総大将は


もちろんこのお方……!!!





ーーーコツン


ーーーコツン


「……揃いましたね。出発ですわ!」




我らがヴィオラ・エルデシュタイン侯爵令嬢!!




さぁ、魔物討伐大作戦出発だ!








読んでいただきありがとうございます!


もし少しでも面白いな、

続きが気になるなと

思っていただけましたら

下の評価

☆☆☆☆☆

ブックマーク感想など

よろしくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ