だから正直に言ってやる!!
「って事で王都に戻る」
三人のツッコミに納得できないので文句を言った後、『王都に戻る宣言』をしたらハイラルが溜息をつきながら首を振る。
「転移魔法で王都に向かったらどうだ?簡単につくだろう?」
「確かに簡単につくんだけど転移先に問題があるんだよ、安全に転移するにはだれも居ない所がいいんだけどそんな所は知らないし、宿の部屋はもう引き払ったから使えないし・・だから歩いて行くしかないんだよ」
こんな事になるんだったら【レインプトス王国】の王都に拠点となる家を買っておくべきだったかな?
まあもう後の祭りだべさ・・・・・・仕方ないから頑張って歩くさ!!
「ならこの砦にある馬車を使え馬もつれていけ」
「ありがとう助かるよ」
どうやら歩くていくのは回避することが出来そうだ。
「何この仰々しい面子は?」
あたし達が馬車に揺られながら王都について入場門に向かうと門番が騒ぎ出し、詰所にいるであろう兵士が全部出てきて左右に分かれて並んで敬礼をし直立不動になりあたし達を見ている。
「何があったのさ?なんか嫌な予感がする」
そう思って入場門に向かうと奥の方からレイオスさんが出て来た。
「お帰りなさいレン殿」
「ただいまレイオスさん、で?これは何事だ?」
両脇に控えている兵士達を見てレイオスさんに聞く。
「軍部全てにガイアスの砦攻略の正確な情報が開示されたのですよ、ですから彼等は貴女に敬意を示しているのですよ」
「・・・・・・・・・いらねぇ」
あたしはそんな事の為に首を突っ込んだんじゃないからね!敬意とかいらないよ!!
「レイオスさん、デュナスさんに会いたいんだけど会えるかな?」
「それはちょうどいいですな、私が此処に居たのは貴女を待っていたのです、デュナス様が貴女と会いたいとおっしゃっていまして」
「わかった会おう」
デュナスさんと話をしてライを警備から外してもらわないといけないからね!!
「そこの君、私達はゆっくりと行くから殿下で面会をする旨を伝えてくれないか?」
「はっ!!」
レイオスさんに言われた兵士が敬礼をして奥に走って行く。
「ではレン殿こちらで用意した馬車で移動してくださいますか?」
「わかったべ」
なんかえらく豪華な馬車が用意されていてそれに乗って城に行く。
城に着きレイオスさんと長い廊下を歩く。
「ねえ前に案内されて場所と違くない?」
前に通った廊下とは違う気がするんだよね。
「ええ違う部屋での面会となりますからな」
「あたしは前の部屋でいいんだけど?」
「まあこれに関しては殿下の都合ですからな!はっはっは!!」
まあそうだよね!いきなり会いたいって言ったのはあたしだしね!!
連れていかれた場所は・・・・・・50人は入る大きな部屋。
そしてその部屋の中に30人の身なりのいい人たち・・・多分貴族が30人、それが部屋の両脇に控え、中央にデュナスさん、エミットさん、エリオムさん、吟遊チャラ男が中央であたしを見ている
これは・・・・・・・もしかしてケインが言ってた事が現実になるって事か?やべえ!!
「良く帰ってきたレンよ、今回お主の活躍により被害を最小限に抑えることが出来た感謝している、私達はそなたの働きに報いるために何がいいのかを考え、答えを出した・・・・・・・・我が名、デュナス・エス・レインプトスの名においてそなたに伯爵の位を叙爵する」
ああああ!!やっぱりケインの言うとおりになったよ!!
でもあたしはそんなのはいらないんだよ!!だから正直に言ってやる!!
「断る!!」
そんなメンドクサイのはいらないよ!!
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