下手したら神殿関係者が押し寄せてくるからね!!
誤字報告ありがとうございます。
とても助かります。
「この!!」
私は首を狙ったナイフでの一撃を蹴り上げて、上げた足をそのまま振り下ろして一人無力化する。
でもあと4人・・・それも手練れと来た・・・・これはまずいかも・・・・
「ちっ!」
敵のナイフがかすった、痛い!でも動かないとやられる!!
と思っていたら眩暈が私を襲う・・・・なんで?・・・・毒か!!
これは本格的に不味い・・・・死にたくないんだけどなぁ・・・・・・・・
「ガルゥ!!」
諦めたその時に一匹の白い狼が刺客に襲い掛かった。
ギンガ達が先行して裏通りを進んで行き、間に合わないかもと思いギンガにお願いする。
「ギンガ先に行って!シリウスはお腹に子供が居るあたしの護衛だ!」
「「ガウ!!」」
シリウスがあたしの隣に来て並走しギンガがスピードを上げて走って行った。
「カナデ周囲の警戒を!他は何が来てもいいように」
「「「「「「畏まりました」」」」」
走りながら進むとギンガが一人の女性をかばい布で顔をを隠した相手4人を威嚇している所だった、間に合ったようだね!!
「皆任せる、あたしはギンガとあの子を守る」
「「「「畏まりました」」」」
あたしの言葉にそれぞれの刺客に向かい走り出しそれぞれに切り結び始めた。
「無事かい?」
あたしは膝をついて荒い息をついている女性に話を掛ける。
「・・・・・あなたは?」
「通りすがりの討伐者だべ、うちの子・・・あの狼達が此処で起きてる事に気が付いたんだ大丈夫?」
あたしの言葉にほっと一息ついた女性が首を振る。
「毒をくらった解毒剤は持ってる?」
それはヤバいね・・・・・周囲を確認!!仲間以外・・・敵は居るけど他は居ないね!!
「【メガヒール】」
・・・これで良し!これで死ぬ事は無いだろう・・・と思う!!
「え?眩暈と痺れが無くなった?・・・・切り傷もなくなってる?・・・・貴女まさか【神の巫女】?」
「あたしは【神の巫女】じゃないよ、アンタを救った代償はこの事を黙ってる事、いいかい?」
あたしの言葉にお姉さんが頷きながら立ち上がる。
「貴女達は命の恩人ね、此処を切り抜けられたらお礼はするわ」
「それはいらないよ、それに・・・・もう終わった」
「え?」と呟いた後固まったお姉さんを放って置いて皆に声を掛ける。
「皆ご苦労様、怪我はない?」
「ありませんが・・・すみません全員死亡しました」
「は?」
あたしはシンの言葉に間抜けな声を出してしまう、だってシン達が手加減を間違えるはずがないからだ。
「無力化した彼らが自害しました」
「・・・・・それはシン達のせいじゃないよ、気にしないで」
まさか女性を襲っていた悪漢が自害するとは思わんかったよ。
そこまでの相手が出てきている・・・・・・これはきっと関わっちゃいけない系だよ!!
「本当に助かった私はプレシアって言うの、ありがとうございます」
「まあこの子達が放っておけなかったみたいだから助けただけだよ、お礼ならこの子達にお礼を言いな」
あたしはギンガ達アニマルズを順番に撫でて行き褒めてあげる。
「そう・・・・・あなた達のおかげで死なずにすんだわ、ありがとう」
プレシアはギンガ達に深々と頭を下げた・・・・・・驚いた!いくら助けられたからと言って丁重に魔物に頭を下げるとは思わなかったよ。
「「ガウ!!」」 「ブルゥ!」 「クゥ!」 「クワッ!」
うちの子達も返事をした後またあたしに甘えて来る、可愛いなぁ!!
「プレシア、後はあんたに任せていい?あたし達この国に来たばかりだからどうすればいいかわからんし」
「もちろんよ、被害者は私なんだし衛兵を呼んですべてを話すわ」
「できればあたしの能力は内緒にしてね?それが対価なんだから」
プレシアに念を入れておく、下手したら神殿関係者が押し寄せてくるからね!!
「もちろんよ恩人に対してそんな不義理はしないわ」
その言葉に頷きあたし達はその場を離れ宿に帰った。
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