全くはた迷惑な!!
「ただいまー」
「お帰りなさいませ」
扉を開けたらエルスさん達が待ち構えていた・・・・・何で帰って来たってわかったんだろう?謎だ!!
あたしは駆けよって来た子供達の頭を撫でながらエルスさん達とリビングに歩いて行きソファーに座る。
「それで何があったんですか?」
紅茶を擁してもらった後にエルスさんが何が起きたのかを聞いて来たのでさっき起こったことを、紅茶を飲みつつ説明した。
「・・・・・・それは大変でしたね・・・・プレシアさんですか?その方は今後どうなさると?」
「さあ?任せて帰って来たからわかんないよ、でもあの人毒を受けてて【回復魔法】を使った、一応内緒にしてもらうように言ったけど、もしかしたら教会関係者が来るかも」
「それはしかたないですね、教会関係者が来たら一時的にアズエルに戻りましょう」
それがいいねって言うかあたしを探し出せないんじゃないかな?来たばかりだから。
「それは無いです貴女はギンガさん達を連れています、魔物を従える人はそうは居ません目立ちますよ?」
はっ!!そうだった!!!従魔使いはいると聞いているけど会ったことがないくらい希少な存在だった、あたし目立ってたよ!!
「まああのまま見殺しにはできなかったから別にいいや」
あたしのの言葉にエルスさんがクスリと笑いあたしに笑いかける。
「そうですね、さあお疲れになったでしょう?温泉に行かれませんか?」
そうだ!温泉でのんびりしよう!!
「皆温泉に行くよ、上がったら夕食だ!」
「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」
あたし達は温泉に入り、今日もまたフィーナが温泉でのぼせた・・・本当に何やってんだろうこの子・・・・・
翌日あたし達はテレスの案内で朝市に来ていた。
「おっちゃんこの燻製肉って何の肉?」
「山羊だよ?」
「全部買う!!」
昨日のお昼、山羊系の料理が当たりだったから後でモンドに教えて研究してもらおう!べへモスとかのも頼んでるけど材料が増えれば料理の幅が広がる・・・・・・はず!!彼もきっと喜ぶよ!
という訳で気になる食材を買いまくり、一番の目当てであるお茶っ葉も様々な種類を買い込んだ。
子供達が気になったものも買って皆が皆ほくほく顔だ。
「ねえレン、あそこの屋台も行きたいわ」
アリーヌはアリーヌで屋台巡りにギンガ達と勤しんでいる。
「もちろんいいよ、行こうか」
皆が楽しめているようでよかった、あたしも楽しんでいるからね!!
あたし達は朝市で屋台飯を食べながら、色々見周って進んで行く、しばらく歩いていた所でライがあたしの隣に来て囁くように声を掛けてきた。
「レン様、つけられています」
「そっか・・・・・・人数は?」
「四人・・・・なかなかの手練れかと」
昨日の今日であたしにちょっかいをかけて来るって・・・あたし関係ないんだけどなぁ・・・・・離れた場所に仲間でもいたか?
「ライ、ミズキ、シン、カナデ手を出して来たら皆を守って」
「「「「畏まりました」」」」
あたし達の会話を聞いていたエルスさん達が歩きながら、子供達を纏めてシン達の方に身を寄せる。
「手を出してこなければ楽しもう!相手に合わせる必要はないべ?」
皆に笑いかけた後に露店に視線を向ける、それを見た皆が笑顔になり頷く。
全くはた迷惑な!!時と場所を考えてほしいべよ!!
そんな事を考えながら露店を見て歩いていたら、向こうから昨日知り合ったばかりの顔・・・・プレシアが後ろに護衛らしき人を連れて、ニコニコしながらあたしに向かって歩いてきた。
・・・・・・・厄介事を抱えてるみたいだし、もう会わないと思っていたのに向こうから来たよ!!
思わずため息をついたあたしは悪くないと思う。
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