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レディース異世界満喫禄  作者: 日の丸


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無理しちゃだめよ!!

「信じられない・・・・・」


無事にウォルムの拠点の一室に転移でき、アリーヌが驚いた顔で呟いていた。


「さて・・・・誰かいるかな?」


取りあえず部屋を出てリビングに行ってみるとエルスさんが簡単なサンドイッチとかを用意して待っていた。


「お帰りなさいませレン様」


「ただいま、他の皆は?」


「まだ帰って来てませんね」


ふむ・・・・・各ダンジョンから王都までそんなに離れてないから、まだ攻略中か、近くの町や村にでも向かったのかもしれないね。


「レン様?そちらの方は?」


あたしの後ろでサンドイッチをガン見しているアリーヌを見てあたしに訪ねてきたので紹介しておくことにする。


「新しい仲間・・・・いや家族だよ名前はアリーヌ、ノーライフキング・・・じゃなかったノーライフクイーンだよ」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」


あれ?エルスさん?どうしたの?カップに入れてた紅茶が溢れてるよ?何で固まった?


「初めまして私はアリーヌ・ビスタよ【闇の世界】でマスター・・・レンに敗れてレンの従魔となったの、よろしくね?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」


復活してテーブルの上にこぼした紅茶を拭きとっていたエルスさんがまたも固まる、エルスさーーーーん大丈夫?疲れてる?無理しちゃだめよ!!


「大丈夫?」


エルスさんの肩をゆすって聞いてみると何かを悟ったような顔でうなずいたエルスさん。


「失礼しました、大丈夫ですわ」


「エルスさん情報を頂戴、あとアリーヌ、スレイプ食べていいよ?」


あたしの言葉にアリーヌ、とスレイプがサンドイッチが置いてある所に歩いて行く。


「まずはレン様に指示された支援に関してです、三人でメイシェル王都、アズエル、アルセムで買い付けをしてきました、ですが量が量なので数回に分けてギルドにわたすこととなりました、約3回くらいですね」


「食料を優先、次に薬で生活必需品は最後でもいいと思う」


「分かっておりますわ、今日食料を8、薬を2。と言う感じに纏めてお渡しいたしました」


流石エルスさん!優先順位がきちんとわかっている、王宮のメイド長だったのは伊達じゃない!!


「グラマスより伝言です『ありがとう、後で話がある』だそうです」


・・・・・めんどくさい事になりそうだからバックレられないかな?・・・・・無理だろうな・・・・・


「【スタンピード】に関してですが各ダンジョンから魔物があふれてくるのは止まり、溢れてきた魔物を討伐する方向で皆が動いているそうです、町や村にはレン様が渡した【転移の腕輪】を使い騎士達が派遣されているそうです」


ふむ・・・・最悪の事態は免れたようだね・・・明日からあたしもその討伐に加わる方がいいかな?


「レン様・・・・一つおききしていいですか?」


真剣な顔でエルスさんが訪ねてきたので頷く。


「【転移の腕輪】・・・ギルドと王家に渡しましたよね?どうなさるおつもりですか?これだけ派手に使った後に返してもらうと貴方様や子供達が狙われますよ?」


「それについては考えてあるよ、あの腕輪を出したとき『家宝』って事にしておいた、んでこの騒動が終わったら一個をウォルム王家にもう一個をメイシェル王家に渡して、それをギルドから発表してもらう」


誰も家宝=複数とは思わないからこれで行けるはず!!え?二個あるから複数でしょう?そのために二王家を巻き込むんじゃん!!


「はぁぁぁぁ・・・ケイン様もウォルム王も巻き込まれて可哀そうに・・・・・」


エルスさん何でそんなに深いため息をつくのかな?


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