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レディース異世界満喫禄  作者: 日の丸
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こりゃ怒られる!!


「・・・・・・・・・・ん」


あたしは目を覚ましだるい体を起し右側を見ると見知った顔・・・・・ガイルが心配そうにあたしを見ていることに気がつき口を開く。


「来てたんだ?」


あたしがそう言うとガイルが真剣な顔で頷き口を開く。


「ああついさっきね、いきなり倒れたと聞かされて驚いたけど大丈夫そうだね。それととても嬉しそうだけどいい事あったの姉さん?」


あたしは苦笑しながら口を開く。


「昔の夢を見たのさ・・・・アンタ達があたしの家族になってからのね」


ガイルは少し驚いた顔をした後苦笑しながら口を開く。


「あの頃の夢・・・・ね、俺は本当に弱かった・・・・いつも姉さんに追いつきたいって頑張ってたな」


それを聞きあたしは思わず笑い口を開く。


「それが今じゃ【武神】って呼ばれてるんだ頑張った甲斐があるってもんだべ?」


そう今あたしの前にいるガイルはカッコよく年をとったナイスガイって感じのイケオジ・・・・本当に時が過ぎるのは早い。

あの子達と暮らしてもう50年以上経つ。

そして兄妹達は成長し様々なの分野で有名・・・・と言うか生きた伝説とまで言われるくらいになった。

しかも結婚までしたんだよ?うれしかったなぁ、その後に生まれた子供達もこれまた可愛くて賢くて・・・本当に自慢の兄妹だ。


「失礼します・・・・シエラ様が参られました」


そう言って部屋に入って来たのはカナデ、この子はあの頃の姿のままだ。

シン、ライ、ミズキ、セイ、カナデは年も取らずにあたしの為に尽くしてくれてる。


「姉さん、目を覚ましたのね」


カナデに連れられてきたシエラも年をとっても美人さんで羨ましいと思ってる!

そしてシエラはエルスさん亡き後に【カグヤ商会】の総統括として活躍しあの頃の何倍も【カグヤ商会】を大きくした、本当に凄い子だ!


「いい所に来たねシエラ、伝えたい事があったんだよ」


あたしの言葉を聞きシエラはベッドの脇に置いてある椅子に座りあたしに視線を向ける。


「シエラに【カグヤ商会】の全てをやる、あたしがオーナーっいて事になってるけどあんたがオーナーになりな、これはもう決定事項だから文句は受け付けないよ」


あたしの言葉にガイルとシエラは驚き立ち上がる。


「それとこれを渡しておく」


あたしは一通の手紙を【アイテムボックス】から取り出してシエラに差し出す。


「姉さん?これは何?」


シエラが警戒したように手紙を睨らみながら聞いてきたのであたしは口を開く。


「遺書」


そう・・・もうあたしは長くない、だからいつ逝ってもいいように遺書を書いた。


「冗談は止めて姉さん!!今は体調が悪いけど直ぐに良くなるわ!!」


「そうだ!!姉さんが死ぬなんて絶対にない!!」


シエラとガイルがそう言って来たがそれを遮るように口を開く。


「神様から『お前の寿命は80年だ』って言われてるんだよ、だからもうすぐだ」


こっちに送られる前にムキマッチョがそう言ってたしね。

それにもうベッドから起き上がれるほどの力は残ってないんだよ、本当にもうすぐなんだ。

沢山の友を見送り今度はあたしの番という訳だ、恐怖なんてのはないけどね。


「あんた等が今日来てくれてよかった、渡す物も渡せたしね」


あたしがそう言うと泣きそうな顔でガイルが口を開く。


「姉さん1つ聞いていい?」


「何だべ?」


あたしが首を傾げると真剣な顔になり口を開く。


「何で俺達を引き取ってくれたの?あのまま関わらなくてもよかったはずなのに」


それを聞きあたしは微笑み口を開く。


「アンタ達が気に入ったからだ、アンタ等は自分に起きた不幸に決して負けず前を見ていた、だから一緒に過ごしたいって思った・・・・家族になりたいって思った」


あたしがそう言うとガイルとシエラが涙を流し始める。


「姉さん・・・・私は・・・・私達は・・・・姉さんに助けられて・・・一緒に過ごせて本当に幸せだった」


ガイルがそう言うとシエラは何も言わずに何度も頷く。


・・・・・・・・そろそろかな?体中の力が抜けていくのを感じる。


「あたしも皆と一緒に過ごせて幸せだった、本当に・・・・・」


あ・・・・段々視界が・・暗くなっていく・・・・・あれ?何で母さんがここに居るのさ?あ!父さんと妹まで・・・・やべぇ・・・・・こりゃ母さんに怒られる!!あ!これって走馬灯った奴だ。


「・・・・・・・・母さんに謝らないと」


あの世に行ったらしっかりと謝らないといけないね。


あたしはガイルとシエラに見守られて80年の人生を終えた。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 終わりですか!?( ; ; )
[一言] これは、完結なんですか? 前書きにも後書きにも何も作者さんの言葉がないから、終わりではないと思いますが これで終わりというなら、まるでジャンプの打ち切り作品の様な終わり方で、スッキリしません…
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