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僕は 君たちの玩具じゃない   作者: 三ツ星真言
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不登校になりたい僕

 その日の放課後、生徒会後期生徒会役員の開票結果が

校内放送され、掲示された。

 当然、生徒会会長は林崎 武である。

 彼のファン、取り巻き連中はピョンピョン跳ね上がって

喜んでいるが、男子生徒はそれどころではない。

 その日から文化祭迄の期間、森 星明と電龍組のダンス

バトルの予想で持ちきりになった。

 電龍組の三人は、運動神経が良く、キレキレダンスの

期待感ハンパない。あいつらは、中学生で各部活でかなりの

成績を残しており、スポーツ推薦でうちの高校に入学したらしい。

 リーダーの白木龍美は柔道、緑川葵は剣道、中野紅子は

空手をやっていたが、高校で色々あって部活を辞め、その後

つるんでヤンキー道一直線だったとか。

 一方、森 星明が大東流合気柔術の達人であることはみんな

知らないので、あのお嬢様がダンスができるのか心配したり、

いやいやお嬢様だからこそダンスを習っているに違いないとか、

モデルのコネを利用して一流ダンサーの指導者がつくだろうとか、

誰がダンスのメンバーに選ばれるのか、そしてこれが僕の最も

恐れていたことだが、栗殻くりからという名の女装男子の

正体が誰なのか、SNSでも話題になっている。

 僕、不登校になりそう。文化祭も欠席したい。

 でも、東大受験を目指しているから、それはできないし、

そもそも、学校さぼったら、それこそ、厳しい祖父に折檻だ。

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