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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
冬に向かって
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予定を立てよう 5

「具がたっぷりあるからな。どれを行くか」


「貝柱とジャガイモで出汁がとれるから全部入れる勢いでいいんじゃない? 火は通ってるしこれは完食していいんでしょう?」


「スープまでいただきまーす!」


「トロトロのスープはシチュー以外のなにものでもないな」


「シチューだね!」


「うーん、鍋でもある」


「おひつくださーい!」


「おっと、味変に粉チーズはいかがです?」


「……もらう」


「サケに粉チーズをかけて……。いいですわ! ごくごくごくごく」


「完全におつまみでーす!」


「この発想力」


「勉強しないとなぁ……」


「ごはんにさらに合う!」


 さて、お昼をだいぶ過ぎてもお酒がすすみ、アイちゃんのおひつもアイちゃんのジャーが空になることもなく、進んで、鍋の中は完全に空っぽになった。


 もうすぐにも夕ごはんだがお酒をやる人たちのために少し残ってるヒラメとか炙ろう。バターと塩胡椒でいいね。


「おつまみ助かる」


「微妙に和風だったから洋風のおつまみで舌がリセットされるわね」


「計算されてまーす」


「ほんまや」


「おつまみありがたいです」


「ゆっくり白ワインがいいな」


「ごはんにも合う!」


「アイちゃんそればっかりね!」


 まあおつまみは濃いめの味つけなのでごはんにも合うよ。むしろごはん食べた方が健康的。塩気が多いけどブロッコリーなどの野菜や肉、魚でカリウムもとれる。夏にも健康にいいかも? 水分はとろう。


 お酒が終わったらカフェインを含まない飲料で一服して夜を待つといいです。


 さて、シメのシチュー鍋うどんですが、私が普通に作るわけないじゃないですか。


 焼肉を焼きまーす。


「なんか焼肉始めたぞ?!」


「おつまみ追加?」


「たしかに小腹空いてきまーした」


「ただの焼肉するはずないやんあの人が」


「どうなるんだろう? どきどき」


「……また変なことしてるのに期待が止まらない」


「香りでご飯いける!」


「はい、焼肉のたれー(あやいしSE)」


「普通に焼肉だな」


「美味しそうよ?」


「ま、まさか」


「笑うでホンマに」


「なるほど、ガルニチュールですか。ホワイトシチューですけど」


「和食も洋食もできるんだもんな」


「これは、ごはんじゃない!」


「はい、どんぶり並べてー」


 うどんを湯がきどんぶりに入れたら温めなおした味を調えたシチューをかけて、上から焼肉をトッピング! シチュー肉うどん!


「これが奥の手か!」


「ニンニクの香りで食欲がふくらむ!」


「パーフェクトでーす!」


「あの味付けはここまで計算してたんか!」


「しかも香りに少し味噌が足されてます!」


「洋から和に一気に寄ったな!」


「おうどん! おうどん!」


「さあ、伸びないうちにどうぞ!」


 普通の肉だとシチューの出汁に負けてしまうけど焼肉なら負けない。これで肉うどんが成立する!


「ほんと、天才か!」


「あたたまるぅー! ゴクゴクゴクゴク」


「普通にうどん足したいでーす!」


「かえ玉頼んます!」


「あったかーい! レモンチューハイくださーい」


「肉助かる。おつまみになる。ゴクゴク」


「かえ玉のかわりにごはんもいい!」


「さらに、味変に粉チーズ!」


 おいうちを用意していました。


「味噌とチーズの相性は抜群!」


「牛の焼肉もとうぜん邪魔しないわね! ゴクゴクゴクゴク」


「お酒がすすみまーす! ゴクゴク」


「ええな、これが鍋のシメってもんやな」


「ここまでで鍋が完結してる!」


「新しいのになじみ深い」


「ごはんも合う! 飲める!」


「飲まないで」


 どうやらみんな満足したみたいですね。新しいシチュー鍋うどん、どうでしたか? ちょっと本気出しすぎたかも?


 まだまだ料理は奥が深いですね。


「残った焼肉で晩酌もどうぞ」


「そこまで計算ずく?!」


「完璧ですわゴクゴクゴクゴクゴクゴク」


「シメのあとまであるなんてー!」


「いただきますわ」


「ゆっくり飲みたいです」


「昼ごはんから晩酌までぜんぶ連結してるってスゴいな」


「ご飯にのせて焼肉丼!」


 最後まで楽しんでくださいね。






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