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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
冬に向かって
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予定を立てよう 3

 真夏なのに冬のネタですね。



「と、いうわけで、予定と料理は考えました」


「出たよ発想オバケ」


「まさかひとりでそこまで考えると思いませんでしたわ。みんなで考えるものかと」


「……そうですね」


「そこは思いつかないのかよ」


「ししょーはマジメなのでーす」


「柔らかいのか硬いのかさっぱりわからんな」


「まあ初めから詳細はお二人に詰めてもらおうかと」


「そりゃまあここまでお膳立てされたらなあ?」


「考えますわよ」


「私は?」


「……」


「……」


「……」


「でだな、まずはシチュー鍋パーティーはアカネんちだよな」


「完膚なきまでにスルーされた?!」


「いやいや、アンナさんは試作に協力してもらいますので。まあ試作と同じものを作ったためしはないですが」


「とどめ刺されたよ?!」


「アンナも詰めればいいじゃない。いっしょに考えましょ?」


「ああ、サヨリさんはやはり女神……」


「レモン酎ハイ四つでーす」


「ありがとうゴキュゴキュゴキュゴキュ。カラン。ゴキュゴキュゴキュゴキュ。カラン。ゴキュゴキュゴキュゴキュ。カラン。ゴキュゴキュゴキュゴキュ。カラン」


「こんなうわばみの女神もいるんだな」


「神話の女神はお酒強かったりしますよね? よく知りませんが」


「天が我を見放したねー。おーまいがっです!」


 アホなことを言いつつもアンナさんも交えて予定を詰めていきます。


「じゃあ今週の日曜に昼は鍋で、夜はうどんだな?」


「そうしますか」


「樽は入れ替えておきますわ。スタッフが古いのは飲みますので」


「スタッフが可哀想でーす。私のようなミソッカスでーす」


「タダ酒だって喜びますわよ?」


「ザンパンをもらう犬の扱いでーす……。スタッフにやさしくしまーす……」


「アンナ様……!」


「だから大谷さんいつもどこにいるの?!」


 ニンジャは実在したのね。それはそれとして。


「クリスマスなにするんです? ゲームは年末年始続けてやるからやりませんよ?」


「ホテルもその時期はさすがに開放しますわよ。年末年始ねじ込んでますからね」


「営業に支障がでまーすねー」


「またアカネんちだけどなあ。なにか作ってって言うだけだとさすがにアカネに頼りすぎだしな」


「またお好み焼きしますかー? 置物たちも呼べばいーでーす」


「あの方たちもデートとかするのでは?」


「サヨリ、いいことを教えてやる。居酒屋に入り浸るような野郎に相手なんかいない!」


「あらあら」


「ナオコ……鏡を見てはいけませーん」


「て、なんで……。うおお……」


 自爆ですね! でもお好み焼きは食べたいですね。


「お好み焼きも変わり種はやり尽くしてねえ? 惣菜まで使ったし」


「ぶっちゃけやり尽くしてはないですが、それなら焼きそばパーティーはどうです?」


「だから発想オバケ言われるんだぞ?」


「いくらでも出てきますわね」


「焼きそばは楽しみでーす!」


「ひとつ問題があるとすれば」


「問題?」


「クリスマスと焼きそばが一個も結びつかないことですね」


「たしかに!」


「なんだかわびしいクリスマスでーす」


「まあお金をかけたらなんとかなるんじゃ?」


「なんでも金に頼るな」


 まあお金をかけてリッチな焼きそばも作れなくはないですが、庶民の味方的なものも作りたいですね。クリスマスから離れますからチキンでも焼きますかね。


「苦肉の策だけどだいぶマシになったな!」


「ケーキはコノミちゃんとスタッフで用意する、とか?」


「コノミちゃんの晴れ舞台でーすねー」


「ますます影が薄くなるな」


「ギクウッでーす!」


「十分濃いと思いますわよ?」


「忍びたくないニンジャですね」


 お腹すきましたね。もぐもぐごくごく。唐揚げ美味しい。


「食うか」


「そうね」


「話しこんでしまいましたねー」


 とりあえずクリスマスはもう少し考えましょう。






 なにかまだまだやれることがある気がします。


 いつも応援ありがとうございます。



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