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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
冬に向かって
134/188

寒くなってきました 18

 ひとパらしい回です。



 さて、最後に私の料理会ですね。楽しんでもらいましょう。いつもの八人で集まります。スタッフさんお酒をよろしく。


 では晩酌を始めましょう。


「今日はなにを作るんだ?」


「楽しませてもらいますわ」


「チーズ? 山盛りやなあ」


「チーズは興味あります!」


「チーズか……。和食に使えるのか?」


「チーズ大好き!」


「アイちゃんは好きなものしかないよね?」


 まあいいでしょう。今日のひとパメシはズバリ、チーズ焼き!


 まずは鉄板を用意! ごぼう下茹でずみを砂糖、醤油、みりん、料理酒、一味で味つけて炒めます!


「おいおい、まさか……」


 チーズを焼いてのせる!


「ほんまかいな……」


「美味しいのかしら?」


「どうぞ」


「ぱくっ……。悔しい、合う!」


「ほんと、意外ですわ」


「なんで合うんだ……。わからん」


「さすがししょーね」


「うーん、このセンスがほしい」


「ごはんがすすむよお!」


「お酒もすすむわグビグビ」


「今日のお酒は白ワインおすすめ」


 次はちくわ。これも少し焦がしてから甘辛くして、チーズを焼いてのせる!


「……美味い」


「敗北感あるわね。思いつかないわ」


 次は焼いたおでんのダイコンに一味を振ってチーズを焼いてのせる!


「あー、ジューシーでーす」


「なんや、和食の味が濃いんにチーズがハマるな……」


「お刺身を唐揚げにしたものです。味つけは甘口。チーズを焼いてのせる!」


「ハイハイどうせ、うめー!」


「ごはんが、すすむ!」


「白ワインに最高ですわー!」


「どんな発想力だ」


「トマトも甘く焼いていきます。のせる!」


「はあー、なんでもいけるな」


 ポテトにカレー粉、のせる! リンゴを焼いて、のせる! フライドポテトに、のせる! 寄せ鍋風の白菜を焼いて、のせる!


 名づけて、焼きチーズのせ百選!


「これもうなんでもいけそうやな」


「うーん、なにかルールがあるんだよなあ。わかんないなあ」


「そうだね、たとえば牛肉の塩胡椒焼きも合うんだけどスジ肉を甘辛く煮込んだほうが合うね」


「あ、そういうことかあ」


「なにかわかったんですの、スズちゃん」


「炭水化物とチーズが合うんですよ。喧嘩しないから」


「あー、そういうことか。やたら甘い味つけが多いとは思った」


「ごはんに合う! おひつがすぐ空になる!」


「わからん……」


「これならいつでもお安くおしゃれに食べられまーす」


 そもそもチーズは塩気のあるタンパク質なんですね。牛乳の臭いは邪魔なんで焼きますが、あとはなんでも炭水化物とは合います。


「ネギおでん風、これも美味しいです」


「うん、うめえ。ワインに合う」


 ここで複合技を。ごぼうとちくわを合わせてトマトをみじん切りにして焼いてのせ、チーズを焼いてのせる!


 ほかにもお好みで合わせてみてください。牛スジと白菜を合わせたりささみを甘辛く焼いてニンジンのきんぴらをくわえてのせたり。


「うわ、無限に広がる」


「チーズの満足感もあるわね」


 バナナとリンゴと柑橘をグラニュー糖で焼いて、のせる。


「デザートもかいな!」


「なんでもありね」


「ごはんに合う!」


「合うか?!」


「頭が痛くなるな……」


 深く考えなくても大丈夫。チーズがなんとかしてくれる。


 そのあともみんなにいろいろ作らせて私は白ワインを楽しみました。チーズは万能ですね!


「リンゴといちごもあうか? パインと、チョコレート」


「デザートやな、うちも混ぜてーな」


「おつまみにはやっぱり魚のフライとかじゃないかしら。甘いあんかけにさらにチーズ」


「甘辛いのがとにかく合いまーすね」


「ごはんがすすむ! きんぴら美味しい!」


「思いきって梅干しにごはんを炒めて……。美味しい」


「奇抜すぎるスズ姉さん……」


 アイデアは無限大ですね! お惣菜はたいていいけますよ!






 今日もお疲れ様でした。



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