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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
冬に向かって
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寒くなってきました 13

 ウヅキとリョウヘイが混ざるとよくわからなくなりますね。



 朝ごはんの時間になりました。よく寝ました。部屋には魚拓が届けられていました。


 アイちゃんも起きてきます。


「なにお姉ちゃんこの絵。魚拓? 釣ったの? 二匹いるよ? でかっ!」


「釣りました!」


「でっかーい、ええー、これ、食べれるのー?」


「夕ごはんに出てくるよ。楽しみだねえ!」


「うわあ、たのしみー。でっかあい。お姉ちゃんすごおい!」


 えっへん、鼻高々です!


 そういえば昨日のうちにカズコさんたちも来ているはずです。アンナさんには及びませんが自慢しましょう!


 朝ごはんのために宴会場に集まっていますね。みんなでアンナさんのブリの魚拓を見ています。私の魚拓二枚も広げます。


「たまげたねえ! こりゃデカい!」


「すっげ、昼から俺らも釣りにいこうぜ?」


「ああ、これだけ大物を見せられたらな!」


「むしろ明日有給とって夜釣りするか?」


「宿に泊まれんだろう?」


「明日は空いてますし構いませんわよ。明日までは借りてますから」


「うわ、いいなー。俺も釣りたかった」


「また今度だね。今日はお昼パーティーするから」


 ケンシくんには今度釣ってもらいましょう。なかなかにハードでした。女の子のやわい腕で五キロはキツい!


 朝ごはんは旅館のお膳でしたが、朝ご飯を食べるとシャキッとしますね。


 朝のうちはヒマなのでみんなで水族館へいきます。光里水族館です。


「生物は昔から好きなんだよなあ。なんかゲテモノないかなぁ」


「普通に美味しそうな魚を探しますわ」


「ピラルクーが美味しそうだよ!」


「ピラルクーは白身ですねーです」


「食えるんや……、なんでも食うな人類」


「寿司ネタには難しいかも」


「捌いてみたい!」


「みんななぜこんな可愛いピラルクーを食べようとするんだろう……」


「こんだけデカかったら何人食えるかねえ」


「五百人前くらいか?」


「淡水魚じゃし美味くはなさそうな見た目だねえ」


 だからなぜ食材? ピラルクーがおびえてるような気がしたので進む。


「なー、アンナちゃん電気ウナギって食えるの?」


「食べられるらしーでーす」


「毒のある魚は後天的に毒を獲得するケースが多いんだぜ。フグ毒もそうだし」


「詳しいなナオコさん」


「ナオコは毒とかゲテモノの話ばっかりだなー」


「うるせーウザキャラ」


「レストランでは出せませんわね」


「海鮮レストラン併設してましたねえ!」


「魚かわええゆーたあとに魚食うんやな……」


「意外とはやってるみたいだぜ……」


「お魚が美味しいからですね!」


「スズちゃんが食材目線からはなれてくれない」


「料理人としては気になります」


「お姉ちゃんジンベイザメって食べられる?」


「たぶん法的に無理かな?」


「あれは何人前になるんじゃろうなあ」


 たぶんサメなんで美味しくはないと思います。なぜ食べようとする。


「ヒョウモンダコの毒もテトロドトキシンなんだよなあ。ちなみに普通のタコも毒がある」


「まじかよ、なんで食えるんだ?」


「普通のタコの毒はテトロドトキシンと違ってタンパク毒だから熱で分解されるのと唾液腺にしか毒がないからだな」


「タコは美味いよな。そのまま脚を炙っても美味い」


「生のタコ刺しもなかなか美味いんじゃが」


 みんな魚見ようよ。食用魚の品評会してないで。


「タコもイカも食べたーい!」


「今度お寿司作ってあげるね」


「ほんとー、スズお姉ちゃん!」


「腕が折れるまで握らされるで?」


「修業でーすねー」


「アイちゃんはなぜみんなに訓練に使われてるのかな?」


 うちの可愛い天使はマシーンのように食べますけどね。満足させるには月に十万円以上食費がかかります。私には養えないよ!


「ほらほらみなさん魚を見ましょう! ドームですよドーム」


「おお、見事じゃんか」


「うむ、海の中そのままだな」


「どれも活きがいいねえ」


「フグもいるな」


「ナオコはそればっかりねえ」


「大魚もいまーすです! 釣りたいです!」


「捌きたいです!」


「デザートにはならんわなあ」


「魚のパイとかあるけどね」


「食べてみたーい!」


「また食べようとしてる……」


 はいはい、それじゃ海底トンネルを通ったら帰ってサンドイッチ食べましょう。


 そう言ったらみんなの顔がひきつった。なんでかなあ?(嬉しそうだなおい)






 魚食べたいですね。


 いつもありがとうございます。



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