寒くなってきました 11
さて、温泉に晩酌に釣りですね! ちなみに釣った魚は大将が絞めて下処理してくれるらしいです。徹夜ですけど昼は寝るそうです。ゲームは八人でやりますからね。女将さんは見学するそうで楽しそうにしてました。スズちゃんとコノミちゃん、ケンシくんは参加なので早めに寝るらしいです。
さて、まずは温泉です。ナオコさんたちと入りますよ。
「よっしゃ、じっくりつかって晩酌すっか」
「あいかわらずいいお風呂ですねえ」
「この海が一望できるロケーションは私もお気に入りですわ」
「とても気持ちいいでーす。釣り欲がうずきまーす!」
「アンナさん、大物頼みますよ! 私もブリかカンパチを狙います!」
「ヒラメもいいよー? 私もブリか、イシダイもいいねー。とにかく大物狙いで一本ねー!」
「タックルは用意させますわ」
「十万円超えるあのリールが欲しいでーす!」
「いいですね!」
「けっこうするんだな、釣り道具……」
いいリールは高級品ですねー。まあ百万とかはしないんですけどね。あー、いいお湯。
「やっぱりPE三号くらいですか?」
「細いけどそれくらいですねー。四号あれば安心でーす。重いジグはかなり飛びますけど150メートル巻くくらいでいいと思いまーす。ジグは100グラム使いたいでーす」
「なにを言ってるかさっぱりわからん」
「釣りは専門用語が多いですわね」
そのあとアンナさんにジグのアクションを教えてもらったりして二人をおいてけぼりにしました。すまんて。
晩酌でフォローしましょう。晩酌も星野さんの鉄板焼きおつまみです! アンナさんは夜釣りへ! 四時くらいまで粘ってみるそうです! 一本期待できそう!
私たち三人は晩酌です。ビールでやりましょう。いいビールってほんと美味しいですよね。
温泉を出て浴衣とはんてんに着替えると暖房の効いた居間へ。暖かいです。冷たいビールが美味しく飲めるように暖かめにしてあるらしいです。眠くなってきますね。
「では、今日は白身魚から焼かせていただきます。食材提供は仁です。よろしくお願いします」
「お願いしまーす」
「しっとりビールもいいな」
「ごくごくごく、おかわりを」
「はえーよ」
白身の魚、ヒラメかな? とても美味しそうです。表裏にじっくり火が入れられていきます。シーズニングを振り味を調えたら一口サイズに切ってお皿に並べられます。最初に塩で締めていたんでしょうね。
美味しいです。脂はラードですね。ビールを、ゴク、ゴク、ゴク、んんー! いい出だしです。
「うめえ。鉄板焼はシンプルに限るな」
「素材がいいとシンプルな方が生きるわね」
「料理が難しいですよ」
「アカネならどうする?」
「唐揚げ野菜あんかけです」
「しっかり料理するんですわね」
あんかけもしょっぱいあんかけから甘ずっぱいあんかけまではばひろいですけどね。素材の味を活かすならしょっぱい方がいいかな?
「二品目はイカになります」
「大好きです!」
「イカ焼きですわ」
「屋台のとは違うけどなー」
「こちらはコウイカの切身になっております。歯ごたえと甘さをご堪能ください」
美味しそうです。塩を振ってニンニクスライスとラードでコウイカを焼きあげ、胡椒を振っています。シンプルですが強い!
一口サイズに切ってもらっていただきます。
甘っ、食感ももちもち最強
ですね! ビールを! ごく、ごく、ごく、ふうぅ〜。最強です!
「次は貝柱です」
「これ好きだ」
「ナオコは貝が好きねえ」
「私も大好きですね」
貝の旨味、ジューシーさは言うまでもありません。美味しーんです!
「香味バターと塩だけで焼いていきます。貝の香りもお楽しみください」
「おおー、さすが本格的」
「香りだけで一杯イケますわごくごくごく」
「はえーよ」
「楽しみです!」
配膳されたホタテを半分思いきってかじります。ああ、至福のスープが……。ビールをゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ふうー!
あーもー、最強記録更新!
「うめー、こりゃいいわ」
「いくらでも飲めますわー! ごくごくごくごくごく!」
「続いてクルマエビ」
なんと! またクルマエビです! 美味しいに決まってますね!
「塩で焼いてさっぱりとレモンをかけますが、苦手な方はいらっしゃいますか?」
「シェフに任せる」
「美味しそうですわね」
「私もそれでいいです!」
なんとなくですが次は脂ののったのがきそうです。お口をリセットするためのレモンでしょう。
「どうぞお召し上がりください」
「はふはふ、エビだ! これはエビだ!」
「もちもちですわね」
「うまあーい!」
また最強を更新してしまったぞ! というか全部最強! さっぱりなのにエビがぜんぜん負けてない! ビール追加! ごくごくごく! これはいいー!
「続きましてはブリになります」
「きたー!」
「きましたわー!」
「このタイミングですね!」
「ブリは脂が強いのでオリーブオイルで焼きます。こちらは塩であらかじめ締めております」
「美味そうな焼色!」
「見た目だけで一杯イケますわ! ごくごくごくごく、おかわりを」
「はえーよ」
「香りがいいですね」
「仕上げはブランデーでフランベします。炎にお気をつけください」
ぼう、とかなり高い炎が登りました。いい香り〜。
「すげーな」
「どこかで修業してたのかしら?」
「たしかに香りでビールイケますね」
「黒胡椒を振り、レモンをおつけしますのでお好みでどうぞ、お召し上がりください」
「よっしゃ! おお、ホクホクだな!」
「香りもたまりませんわ」
「いただきます! あ~、脂のってる〜」
これがメインですね。最高です! ビール飲みましょうビール! ライム酎ハイもいいですが今日はビールと決めてます! レモンを使いますか!
うーん。最高の最強です。全部横並びで最強! ごくごくごくごく! うっはー! なんですかこの幸せなの!
明日は夜明け前から釣りだからこのへんでやめとかなきゃと思いつつももう一杯!
「最後はデザートの焼きバナナです。チョコレートソースでどうぞ!」
「デザートまで!」
「いい感じの晩酌だったわ」
「またお願いします!」
これだけ豪華だと晩酌だけで万札飛びそうですね!
今日はいいお酒でした! ごちそうさま!
お腹空きますね。いつもありがとうございます。




