表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
秋の風
117/188

寒くなってきました 4

 さて、お仕事です。明日はおでんパで今日は早上がり。朝から入ってます。


 今日もみんなと飲んだら仕込みもしておきましょう。そのあとはブランデーで、……むふふ。


「いらっしゃいませー!」


 テンポよく仕事するのは楽しいんです!


「お客様何名様ですか? 四名様、空いてるテーブル席へどうぞ! お決まりになりましたらお声おかけください! 二番さんオーダー待ちでーす! 四番オッケーでーす。お決まりですか? ご注文以上でよろしいですか? オーダー入りまーす。お寿司とサラダお願いしまーす!」


 サラダは私か女将さんです。今日は私が作ります。


「いらっしゃいませー!」


 サポートにはコノミちゃんがすかさず入ります。


「オーダー入りまーす、サラダお願いしまーす」


「二番サラダー」


「あいよー!」


 サラダが連続です。スズちゃんがサポートに入ります。


「いらっしゃいませー!」


「一番さんオーケーでーす!」


 お? ケンシくん動けてますね!


「四番サラダー」


「あいよー。サラダいきまーす」


 これはもう研修は終わりですね! お祝いしましょう!


 今日は早上がり。仁のSNSでみんなにおでんパのおしらせをしておきます! お客様も来るかもしれませんね。会場はまたしても光月園です。一晩で数十万飛んでいく……ガクブル。


 まずは四人で飲みます。そういえばこの三人、仁のスタッフじゃないですね。普通に仁のSNSで連絡とってますけど。


「いつものたのんどいた」


「ありがとうございます」


「明日はおでんねー。変わり種はないってことだけど?」


「それなんですがケチャップ辛子たれでいただくのもありかと」


「ん、美味そうじゃん」


「どういったたれですか?」


「興味ありまーす」


「ケチャップとですね、少しのニンニク、辛子を混ぜあわせたたれなんですが、そもそもおでんにはトマトが合うんですよ。なのでいっそトマト味でいただこうかと。おでんだしは濃いめにいくつもりなので合うと思います」


「その感覚がわからん」


「実際に食べたら美味しいのよねえ」


「ケチャップと辛子はもとから合いまーすしー、おでんと辛子、トマトも合いまーす。これでジョイントジョイントでーす!」


「なるほど、理にはかなってるわけか」


「これはためさないとですわ!」


 そういうわけでつけだれに工夫します。玉子とか牛スジも用意しないとですね。みんなたくさん食べそうです。うどん出汁には牛肉も魚介も合いますからうどん出汁にしっかり主張してもらうために濃いめにするんですね。出汁が主役です。


 ねりものやネギなどの野菜は光里家が用意してくれます。いたれりつくせりですね。


 このおでんではチーズもためすつもりです。さて、どうやって使うかです。たれに粉チーズで味変が無難ですね。


「おっと、ごはんいただきます」


「ビール飲んじまおう。今日は日本酒だな」


「ゴクゴクゴクゴク」


「唐揚げきまーしたー!」


「いただきまーす」


 あつっ、毎度のことながら舌を焼かれるようです。でもジューシー! チューハイで冷やします。ゴクゴク。美味しー。どんどんたべます。お刺身も天ぷらもいただきます。焼鳥余ってますね。もぐもぐ。ごくごく。


 やっぱりこう、みんなでガッツリは楽しいです。


「おでんの具はなんにするんだ?」


「シンプルですよ。牛スジ、玉子、ダイコン、ねりもの、もち巾着、ジャガイモ。変わったところだとウインナー、トマトとかハクサイですね、あとつみれは使いたいです」


「やべえ、よだれ出た」


「食べてるのにお腹すきますわ」


「おでんですねー。でも鍋ですねー」


 どちらのように食べても美味しいです。出汁は強めにいくので辛子だけでもオーケー、皿が何枚も必要に!


「野菜とウインナーは用意しましょう。つみれの魚は大将に依頼しておきますわ」


「大将大儲けだなあ」


「グループの宿にも魚を卸してもらってますわ」


「羽振りよさそうだな」


「ししょーもお金は持ってるよー」


泡銭あぶくぜになので怖くて使えません!」


 まあとにかく明日はおでんパです。帰ったら仕込むぞー!






 そろそろ暑いですけどおでんは食べたいですね。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ