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アルビオレの苦難 ①

何時もと変わらず一発書きだよ?諦めて下さいね?

んで、アルビオレ視点です。時間が少し遡ります。

アルビオレのヘタレ思考に、良ければお付き合い下さいませ……。

俺は、離れの邸に向かって歩いていた。

ラハグローとの約束通り、ツェツィーリアと一晩過ごした。

朝目が覚めると、何故か俺の上に乗っかって寝ているし、それに驚いて自分からベッドの下に落ちてしまうし……。見ていて飽きないし、ああいった騒々しさは、嫌いじゃ無いな……。


ははっ。それにしても、ツェツィーリアはからかいがいのある反応ばかりするな…。面白い。

やはり嫌いじゃないな…。公式の夜会など以外でも、会ってやらん事も無い……。

っと、しまったな……これじゃあラハグローの思い通りじゃないか?気を引き締めねば……。





俺は向かっている先に居る、ルルにどう言い訳しようかと、頭を悩ませながら歩いて居ると、ルルの弟のノヴァが俺の前を歩いて居る。


「ノヴァ!」


後ろから呼ぶと、一瞬ビクッとした後に、ゆっくりと振り向く。ノヴァの顔に疲れが見える。

うん?なんだ?その顔は?ああ……多分ルルの機嫌が物凄く悪いのであろう…。昨日は、いきなり本邸から離れに移され、しかも俺がルルとは別の女と一晩過ごしたのが、余程腹に据えかねていて、ノヴァにあたったりしているんだろう。

昨日までは、その嫉妬が可愛いと思って居たのに、何故か今日は少し面倒くさく感じてしまっていた。


「アルビオレ様……。姉は、現在とても機嫌が悪いですよ?それでも、会いに行かれますか?」


やっぱり思った通りか…。機嫌が悪いルルは、まずこちらの言うことを、聞いてくれず物に当たったり、人に当たったりするので、大変なのだが、会わない訳にもいかない……。



覚悟を決めて、ノヴァと共に離れの邸の中に入ると、大きな音が部屋の中からしてくる。


バキバキバキッ……ガシャンッ……バキバキ……。


またノヴァの顔を、見てしまう。ノヴァは察してくれたようで、


「僕が先に入りますので、アルビオレ様は姉がもう少し落ち着いてから、入ってきて下さい………」


「ああ…すまん……」


「…………いえ、慣れてますので…………」


そう言うと、ドアを軽くノックして部屋の中に入って行く。

本当にすまない、ノヴァよ…。いくら武術に秀でていても、女の悋気は苦手なのだ……。


「なんで…ノヴァなの?アルは?アルを連れて来なさいって、言ったでしょっ?」


「ね…姉さん、落ち着いて………」


「うるさいっ!私は落ち着いてるわよっ!」


バシッ…。「うっ…痛っ…」


何かを叩く音と、痛みを訴える声が聞こえた瞬間、

先程まで情けない事を言っていた俺だが、勢い良く部屋の中に飛び込んだ。




部屋の中は、想像以上に酷いものだった。先代が集めた名のある壺や皿は割れ、カーテンは裂かれ、窓ガラスも割れていた。

俺はそれを、横目にノヴァに駆け寄ろうとして、ルルに抱き付かれた。


「アルっ!アルっ!やっと来てくれたのね?待ってたのよ?」


「ル…ルル…ちょっと、待て!」


ルルの事は一先ず置いておいて、ノヴァの頬を確認するが、少し赤くなっているだけで、特に腫れても居ない様なので良かった。


「傷は…無いようで、何よりだな?」


「も…申し訳御座いません、アルビオレ様…」


「いや、こちらこそすまなかったな…俺が先に行かせまたばっかりに……」


「いえ、慣れてますので………」


俺達が、部屋に入る前にやったやり取りを、またしていると、痺れを切らしたルルが、俺とノヴァの会話の間に入って来る。


「ちょっと?私を無視して、何二人で喋っているのよ?」


「はっ?お前がノヴァを叩いたから、それを確認していただけだが?」


「ノヴァの事より、私の事でしょ?昨日は何で私の所に来なかったのよ?まさかアルの正妻に収まった女が気に入ったとか、言わないわよね?」


「なっ……別に、ツェツィーリアは…そんなんじゃ無いっ!」


「あら…?名前で呼んでいるのね?誤魔化さなくても結構よ?」


「姉さん…強がりは止しなよ…。この部屋の惨状を見れば、誤魔化しきれ無いよ……」


ルルの強がりを、ノヴァが指摘するとルルは、


「うっ…うるさいわねっ!ノヴァはこの部屋をどうやって綺麗にするか、外で考えて来なさいよっ!」


ルルの余りにも身勝手な、発言に俺とノヴァは、一瞬呆れて言葉が出なかったのだが、ノヴァの方は直ぐに立ち直って、


「分かったよ…。じゃあ、アルビオレ様失礼致します」


そう言うと、部屋から出て行ってしまった。


俺は内心ノヴァに、このままここに俺を置いて行くなっ!と思ったのだが、ルルの前で言える筈も無く、ルルと部屋に二人で残ったのであった。













暑いっス。私の部屋にエヤコンなぞ文明の利器が無い為、腐ってます。暑いっス。

扇風機は流石に御座いますが、この暑さには無駄!

実の所、熱風製造器と化しています。

今後更新が無くなったら………………ね?空気を呼んで頂きたいです。

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