表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
設定6の加護を授かりし俺、異世界でパチスロのレバーを叩く  作者: れいのるず


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/50

第四十八章:魔王ザ・マネージャー陥落。世界「グランドオープン」へ!

魔王の叫びと共に、ラスト・ジャッジメントの筐体が真っ二つに裂け、そこから逆流した天文学的な魔石のエネルギーが魔王・ザ・マネージャーを直撃した。


「グハァッ!? 払い出し(ダメージ)が、限界値カンストを超えて……私の魂が、全損するぅぅ!」


魔王の高級スーツがズタズタに引き裂かれ、その端正な顔が急速に老い、灰のように崩れていく。

彼の持っていた管理者用タブレットが床に落ちて粉々に砕け散り、ベガスロ、そして魔王城全体のすべての暗黒システムが機能停止した。


「私が……一般の打ち手に……負ける、など……っ」


最後の言葉を残し、魔王は完全なる魔石の塵となって消滅した。

四天王、そして魔王を失った魔王城は、激しい地鳴りを立てて崩壊を始める。


「勇者様! 城が崩れます!」

アリアちゃんが、ボロボロで透け透けのハナハナ聖職衣をなびかせながら叫んだ。


「エルを連れて、脱出するぞ!」

俺はぐったりとして動かないエルを抱き上げ、アリアちゃんの手を引いて、光り輝く出口へと全力で走った。


その背後で、魔王城の巨大なサーバー群が次々と爆発し、世界の「確率」を管理していたデータが、青空へと放出されていく。


『システムリライト:世界の基本設定を再構築します』

『旧設定:設定1.8(回収営業) ──> 新設定:【設定6(常時グランドオープン)】』

『すべての人間から「有利区間」の呪縛を解除し、人生の機械割を119.9%に固定します』


城の外へ飛び出すと、世界を覆っていた禍々しい暗雲が嘘のように晴れ渡り、どこまでも青い空から、黄金の光が世界中を優しく照らしていた。

それは、世界が本当の意味で「グランドオープン」した瞬間だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ