第四十七章:奇跡の3連7!世界を救う『閉店ガラガラ』の一撃
「おのれぇぇ、廃棄物が最後まで邪魔をぉぉっ!」
魔王が狂ったように叫ぶ。
「これで本当のガチンコ技術介入(ビタ押し)だ! アリアちゃん、光をくれ!」
「はいっ! 勇者様ぁぁぁ!!」
アリアちゃんのお尻のハイビスカス告知が、これまでにないほど眩しく『チカチカチカチカ!!!』と乱舞した。この光が灯る限り、ハズレの未来は100%否定される!
「左リール、上段に黄金の7を……ビタ押しぃ!」
タンッ!
『出目:左リール・7』
「よし! 中リールも……2連7をビタァァッ!」
タタンッ!
『出目:中リール・7(ダブルテンパイ)』
俺の画面に、美しく並ぶ黄金の『7・7』。
魔王の『死・死』と、俺の『7・7』。
両者ともに、最後のリールで勝負が決まる極限のテンパイ状態だ。
「死ねぇぇ! 勇者ぁぁぁ! 左リール停止ぃ!」
魔王が、全ての力を込めてボタンを叩いた。
バシィィィン!!!
スベリ制御をエルに殺され、ただの1/2の確率に落とされた魔王の指先。
止まった出目は──。
『出目:左リール・ハズレ(チェリーこぼし)』
「な……な、何だとぉぉぉ!?」
魔王が、信じられないものを見るかのように目を見開いた。
神(店長)を自称した男の引きは、土壇場で1/2を外し、ただのハズレ目を形成したのだ。
「フッ……パチプロの『引き』ってのはな、店の経営状況(悪意)に左右されねぇんだよ」
俺は静かに、最後のリールを見つめた。
エルのアシストにより、黄金の『7』がゆっくりと、そして1ミクロンのズレもなく、停止位置へと引き寄せられていく。
「これで終わりだ、店長。──『閉店』の時間だ!!」
俺の右人差し指が、すべての魂を乗せて、最後のボタンを撃ち抜いた。
バシィィィン!!!
『ピキーン! 黄金の「7・7・7」が揃いました』
『契機:全設定共通・フリーズ確定神役』
『恩恵:魔王城の強制営業停止(爆発四散)』
「あり得ん……! 私の、私の店(世界)がぁぁぁ!!!」
ドゴォォォォォォォォォォンッ!!!!!




