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設定6の加護を授かりし俺、異世界でパチスロのレバーを叩く  作者: れいのるず


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第四十五章:トリプルレバーオン。最後の実戦、スタート!

「おのれぇぇぇ、ことごとく私の営業(支配)を邪魔しおってぇぇ!」


管理者権限を無効化され、頼みの魔力も完全告知の光で封じられた魔王。

ついに彼はエリートビジネスマンの仮面を剥ぎ取り、獣のような咆哮を上げた。


「ならば、こうなったらお互いの命をメダルに変え、真のガチンコ(1対1の実戦)で決着をつけてくれる! どちらが先に『天井(死)』へ到達するか、勝負だ!」


魔王が激昂して床を踏みつけると、サーバールームの床が割れ、俺と魔王を挟むようにして、1台の巨大な、血のように赤い対戦用パチスロ筐体『ラスト・ジャッジメント』がせり上がってきた。


その筐体には、二つのスタートレバーと、二つのストップボタンが左右対称に配置されている。


「この台は、お前と私の生命力をダイレクトに吸い込み、先に『大当り』を引いた方が、相手の魂を全て払い出す(即死させる)デスマッチ仕様! イカサマ無しの、完全なる『引き(1ゲーム勝負)』だ!」


魔王が右側のレバーを握り、凶悪な笑みを浮かべる。


「いいだろう。これだけお膳立て(完全告知とデバッグ)してもらったんだ。

パチプロとして、実戦(勝負)を断る理由がねぇ」


俺はエルを優しくアリアちゃんの隣に寝かせると、左側のレバーの前に立った。

設定6のオーラが、俺の右腕に集束していく。

隣では、アリアちゃんがハイビスカスを光らせながら、必死に勝利の祈りを送り続けている。


「さあ、始めようぜ、店長。──最後のレバーオンだ!!」


「死ね、プロ気取りの小僧がぁぁ!」


俺と魔王の右手が、同時にスタートレバーを撃ち抜いた。


ガコンッッッ!!!!!


世界(第3部)の命運を賭けた、最後にして最大の運命のリールが、激しく回り出した。

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