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設定6の加護を授かりし俺、異世界でパチスロのレバーを叩く  作者: れいのるず


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第三十五章:全リール同時停止!? 無茶苦茶な猛攻

「行くぞ! 3トリプル・レバーオン!」

ケルベロスが咆哮すると同時に、3頭の上のリールが同時に回転を始めた。


ガコンッ! ガコンッ! ガコンッ!


「なっ、回転速度がバラバラだ……!?」

俺の『スロット・マニアック』が激しく警告を発する。

通常、パチスロのリールは一定の速度で回るが、ケルベロスのリールは不規則に急加速し、視覚を狂わせてくる。


「中央の頭:左リール停止! 右の頭:中リール停止! 左の頭:全リール同時停止ぃぃぃ!!」


「全リール同時停止だと!? そんな制御、パチスロの基盤が焼き切れるぞ!」

物理的な法則を完全に無視した、超高速の同時停止。

その瞬間に、空間が3つの異なる方向から同時に破裂した。


ドゴォォォォンッ!!!


「きゃあああああッ!?」

アリアちゃんが悲鳴を上げ、衝撃波によって宙を舞った。

神聖ハイレグアーマーのお尻の食い込み部分がさらに裂け、豊満な双丘がほとんど丸見えの状態で地面に激しく叩きつけられる。彼女の白い肌が地面の瓦礫で擦れ、生々しい血と泥で汚れ、激痛に涙をこぼした。


「アリアちゃん!」


「……巡、後ろ!」

エルがデバッグドレスの裾を翻し、割り込んできたケルベロスの右の頭の噛みつきを剣で防ぐ。

しかし、同時停止のペナルティがエルの身体を襲った。


ズバァァァッ!


「くっ……あぁっ!」

エルの細い太ももが、見えない刃に深く切り裂かれ、紫色の鮮血が噴き出す。

エルの『アシスト・インジケーター』を以てしても、3台同時の変則制御は完全に読み切れない。

目押しのタイミングが不規則に書き換えられ、こちらの防御確率が著しく低下しているのだ。


「フハハハ! どうした勇者! 3台同時稼働の圧倒的な純増枚数の前に、ただ毟り取られるだけの養分となるがいい!」


ケルベロスの3つの頭が、それぞれニヤニヤと下卑た笑みを浮かべる。

俺のHPも、そして仲間の生命力(魔力)も、かつてないスピードで削り取られていく。

アリアちゃんは衣服をズタズタにされながら息も絶え絶え、エルも出血がひどく、その場に跪きそうになっていた。


「くそっ、これが親衛隊長……! 普通の立ち回り(完全確率)じゃ、3台並びの『全台設定6並』の暴力を前に、投資が追いつかねぇ!」

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