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インド洋作戦6

英戦艦を調べていたら二冊の軍艦本にはロイヤル・サヴリン級戦艦と書かれていたのですがウィキでは三番艦(?)リヴェンジが一番艦となりリヴェンジ級戦艦と書かれていました。

何かでリヴェンジ級と読んだことがあるような気がするのでこれどっちが正しいのでしょうね

コンコンッ


「誰だ?」


「矢野達哉です」


ドアの向こうから達哉の声が聞こえ、ちょっと待てと言い、ファイルを片付けて元に戻し入れと言うと入ってきた。


「インド洋作戦の修正が出来ましたので持ってきました」


鞄から資料を取りだし大石幕僚長に渡す。


「そうか。見せてもらおうか」


資料を開き内容を確認する。

修正したのは大石幕僚長が昨日指示したように東洋艦隊の撃滅に重点を置き、アラビア海方面への攻撃は東洋艦隊撃滅の成否で実行、中止になることになった。

まずセイロン島にある英国の軍港に対して海自、海軍による航空攻撃を行い、停泊中の艦艇を沈める。

この時、オイルタンクなども破壊する。

セイロン島への空襲で壊滅させることができた場合、海自艦隊はアラビア海に進出し、工廠を攻撃する。海軍はベンガル湾に行き、ビルマに侵攻中の陸軍を支援する。

しかし、東洋艦隊がアッドゥ環礁などに逃れられた場合、海自艦隊はアラビア海方面への攻撃は中止し、東洋艦隊を追跡してアフリカへ逃れられる前に壊滅させる。


「成る程、参加させる艦はどうなっている」


「海自からは当初は二隻だった戦艦を四隻に変更し、飛騨型戦艦飛騨、但馬、佐渡、蝦夷。空母は隼鷹型空母神鷹、海鷹、赤鷹、雷鷹の四隻です。この他、防空ように伊吹型航空巡洋艦、防空護衛艦を中心に参加させます。海軍にはできれば金剛型四隻の他、長門型二隻、空母四隻を参加してもらえればいいのですがこれは海軍と話合わなければなりません」


「フム、気になったなったのだが飛騨型は38,1センチ砲3基6門だ。艦隊決戦をするのであれば越前型を持って来たほうがいいんじゃないのか?」


飛騨型戦艦は海自が初めて導入した戦艦であり金剛型をモデルに建造された巡洋戦艦だ。

当初は艦隊決戦を想定していたがユトラント沖海戦の経験から大改装され最大速力35ノットの高速戦艦として生まれ変わったが空母の誕生で対空兵装の増設のためさらに改装。

主砲は変わらなかったためすでに40センチ砲が主流になっていたため今では空母護衛用の戦艦として使われている。


「史実ではクイーンエリザベス級戦艦とリヴェンジ級戦艦がいましたが主砲は38,1センチ砲なので門数では英国が上ですがこちらは電探連動射撃が出来るので命中率はこちらが上です。そもそも主な攻撃は航空攻撃なので戦艦による砲撃戦は行われないと考えます」


「相手を甘く見ないほうがいいぞ。史実では建造中止、解体されたライオン級が四隻配備されている上、18インチ砲搭載のヴァンガード級戦艦の建造中との情報がある。それらが東洋艦隊に配備ないとは限らない。十分に注意しろ」


ライオン級戦艦は第二世界大戦勃発により三番、四番艦は建造中止、一番、二番艦は解体になったがこの世界ではすでに四隻全て配備されていた。

こうなった理由は大和型戦艦の影響が大きい。

軍縮条約締結後、扶桑型、伊勢型戦艦を空母に改装したのでその分排水量が空き、世界最大の戦艦大和、武蔵を建造し世界を驚かせた。

この時40センチ砲搭載艦と公表。

日本はこれで40センチ砲搭載艦は海自とあわせて7隻になり各国は脅威を感じ、日本が軍縮条約を破棄すると次々と条約を破棄する国が増え、英国も破棄してライオン級戦艦を建造した。

因みに米国ではノースカロライナ級やサウスダコタ級、アイオワ級戦艦の建造を進め、遂にはモンタナ級戦艦の建造を進めている。


「了解しました。なるべく強力な戦艦を参加させます。丁度海自・海軍共同の八八艦隊計画で建造された戦艦が実戦導入されたと聞いてますからそれを送って貰いましょう」


「そうしてくれ。おっとそろそろ時間だ。海軍との作戦会議に遅れる訳にはいかんぞ」


「そうですね。それでは失礼します」


資料を鞄に戻し達哉は執務室を出ていった。

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