インド洋作戦4
遅くなりました。
最近仕事が忙しく本日も仕事でした・・・。
急ぎ書いたので後日変更を加えるかも。
大葉参謀は顔を大石幕僚長に向け言った。
「ソ連の打倒ですよ」
「打倒?」
「そうです。ソ連は日本とっては極めて脅威でしかありません。脅威を取り除くためにはソ連の打倒が必要なのです。現在ソ連に侵攻中のドイツはモスクワを落としバクー油田を確保しています」
ドイツは史実と異なりモスクワを陥落させ、バクー油田も制圧していた。
これには史実よりも早く完成させ大量に導入されたV号戦車パンターと冬将軍対策を万全にしていたこと補給線を確保していたことが大きい。
だがスターリンはモスクワ陥落前に脱出、カザニに政府を移した。
ドイツはさらなる進撃を命じられていたが補給線が延びきっていたこと、ソ連の冬季大反攻により戦線は膠着している。
「対して東ロシア軍は西シベリア低地まで進軍しましたが押し戻されているのが現状です。このままでは東ロシアは国土を蹂躙されかねません。さらに数で劣るドイツには膠着による長期戦は不利です。何れ戦線は崩壊し、反撃に受けることになります」
そうなれぱ史実と同様にドイツは敗れ分割されてしまう。東ロシアもソ連に併合されるだろう。
「そうなってしまえばソ連の次の標的になるのは日本です。この世界では中立条約は結んでいませんし、アジア・太平洋で敗退を繰り返す米国はソ連に対日戦参戦するよう要請を出すでしょうから太平洋進出の拠点が欲しいソ連にとって条約がない以上拒否する理由もありません。」
「ならば東ロシア領内に入った時点で参戦すればいいだろ。協定ではそうなっているのだからな」
「いえ、それでは遅いのです。ソ連が戦力を整える前に攻めなければ返り討ちに遭うだけです。そうなれば日本は背後から攻撃にさらされます。それを阻止するためにも、自分がいた世界の史実のように日本分割と言う悲劇を変えるためにも派兵は必要なのです」
日本分割。
実は大葉参謀のいた世界は大石幕僚長たちがいた世界と異なり日本は戦後米英仏蘭ソ中に分割されてしまった。
分割された後どうなったかは知らされていないが列強を恨み、打倒を唱えている。
そのためか防衛を主眼とする自衛軍ではなく攻撃は最大の防御の陸軍に入った。
「こちらからも質問させていただきますが自衛軍には余剰戦力はないと仰いましたね?」
派兵できる戦力は自衛軍にない。
確かに大石幕僚長はそう言った。
「その通りだか」
肯定するのを見た大葉参謀はニヤッと笑い口を開く。
「では松代の地下陣地にあるプラントを再稼働させれば問題ないのでは?」
松代のプラント。その言葉を聞いた大石幕僚長の表情が固まった。
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