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インド洋作戦3

本日もう一話書けたら書こうと思います。


「自衛軍統合幕僚長は如何かな?」


「・・・・・」


陸軍参謀長に呼ばれ顔をそちらに向ける。


「自衛軍は・・・シベリア派兵の用意は一切しておりません」


そう言うとなぜという顔を参謀長と総長は大石幕僚長に向けた。


「なぜ派兵の用意をしていないのですかな」


「なぜですか・・・?」


総長の質問にため息が出る。

説明するため手元にある資料をめくり自衛軍の現状を説明する。


「ご存知と思いますが現在自衛軍は豪州・ソロモン方面に展開しています。さらに占領地での治安維持、独立のための支援、日本の防衛、シーレーンの防衛にも戦力を分けています。このためシベリア派兵に割く戦力は自衛軍にはありません」


「なら治安維持に出ている部隊や独立支援の部隊を削減すればいいのでは?」


「治安維持の部隊はこれでも運用に問題がない最低限にまで縮小しています。独立のための支援の主戦力は民間の技術者たちです。自衛軍は道路などのインフラ整備をする後方部隊だけですので前線に割く余裕はありません」


そもそもと資料をバサッと机に置いて二人を見る。


「政府が決定どころか検討もしてもいないシベリア派兵の用意をする必要があるのでしょうか」


それは・・・と固まる二人。


「理由がないのにシベリア派兵ですか、お言葉ですが我々日本軍はお国を守るために存在するので無闇に敵を作りお国を危険にさらすようなことはしてはならないと考えます。のでこの会議に何ら意味がないと」


「意味ならありますよ」


大石幕僚長の言葉を遮ったのは陸軍参謀長の隣に座る青年将校だった。

見た目の年齢は達哉たちと変わらない(実年齢ではなく外見の年齢での話)。


「一体どんな意味があるのでしょうか大葉 武陸軍特務参謀殿」

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