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インド洋作戦2

遅くなりました。

相変わらず短いです・・・・

達哉が防衛省に向かっている頃、大石幕僚長は朝早くから行われることとなった大本営会議に参加していた。

内容はインド洋作戦のことではなくシベリア派兵についてだ。

とは言っても宣戦布告する訳ではない。東ロシア軍への義勇軍として派遣するのだ。


「陸軍は支那派遣軍から縮小した戦力と関東軍からなる機械化部隊と戦車隊を現在編成と訓練を行っています。半年もすれば派遣できます」


陸軍参謀長が言うには半年後には派遣する気のようだ。

シベリア派兵は独ソ戦になる前から考えられていた。

日露の呼び掛けで結ばれたソ連包囲網として軍事行動を含めた多国間協定、防共協定は日独伊露を四ヵ国を中心に多くの国が加盟し、加盟国の一国がソ連から攻撃を受けると他の加盟国がその国に支援を行うことになっている。この支援には義勇軍派遣も含まれているので派遣できる。

フィンランドとソ連の戦争である冬戦争では当初フィンランドは加盟してなかったので支援は全くしていなかったが戦争中に加盟したのですぐに日独は義勇軍を派遣した。

この時スウェーデンが義勇軍を乗せた船団の通行を渋ったので貿易船団と偽って送ったのは秘密である。


「ただ、航空戦力が含まれていないのでその辺りは海軍に派遣していただきたいのですが」


それ聞いた軍令部総長は


「現在航空部隊を零戦隊と対戦車攻撃機隊を中心に編成中ですので航空戦力は海軍にお任せください」


と言い参謀長はありがとうございますと言って席に座った。

それを見ていて大石幕僚長はハァと心の中でため息をした。


(まだ派兵が決定していないのに何を考えているんだ)


そうまだ派兵は決定していないのに陸海軍は派兵することは決まっているかの如く準備を進めている。

確かに協定では義勇軍派遣は決まっているがそれはソ連からの侵攻を受けている場合だ。だが今回は独露がソ連に侵攻しているので義勇軍を派遣する理由はないのだ。


(そんなに戦争したいのかこいつらは。命を賭けて戦うのは送られる兵士たちなんだぞ。それを分かっているのか)


ご指摘ご意見ご感想などがありましたらコメントお願いします。

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