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内地にて 3

昨日書く予定が眠ってしまいました・・・・・

「ビルマのことは置いといて、東太平洋で問題があってな」


「問題ですか?」


コクッと頷く大石幕僚長。


「ウム。現在海軍の潜水戦隊が通商破壊任務に着いていることは知っているな」


「知ってるもなにも自分の発案ですから勿論です」


この通商破壊はドイツ海軍がUボートで大西洋の通商破壊を見て発案され、広範囲で任務をこなせるよう水上機搭載潜水艦で行われていた。


「その作戦だが早くも中止することとなった。」


「は?」


「どうやら米軍は対潜兵器を幾らか備えていたようでな何隻も潜水補給艦との通信を絶っている。潜水補給艦も二隻ほど沈められたそうだ。」


早くも対潜兵器を備えていたとはな。

対潜兵器と言ったらまず浮かぶのは爆雷だろうがもしかしたら対潜迫撃砲をすでに配備しているかもしれない。

最初の対潜迫撃砲は英国海軍が開発したヘッジホッグである。連合国軍はこれを多く導入し戦果を上げた。

日本でも45年に導入されていたがこの世界では海自の対潜護衛艦にすでに搭載してある。


「報告によれば米軍も水上機を使い航路上の警戒を行っている。恐らくは暗号も解読されているだろう。そこで海軍は東太平洋にて米軍による潜水艦一掃が行われる前に戦力の温存のために作戦の中止が決定された。」


「なるほどまさか米軍が我々が知っている歴史より早く対潜兵器を用意するとは思ってもいませんでした。」


「大西洋の通商破壊が史実より早く始まった影響だろう。さらに軍縮条約破棄後、戦力増強計画で潜水艦を大量に建造したからな。研究開発はしていてもおかしくはない。」


この世界でも日本は史実同様に軍縮条約を破棄し、艦艇の増強を進めた。

違う点は建造は空母を中心に行い、戦艦は空母の護衛を主任務とし、随伴できるよう高速戦艦となっている。

潜水艦も水上機搭載可能な潜水艦を大量に建造し、通商破壊や何重にもした海上哨戒線に導入している。


「東太平洋の通商破壊が中止となるとハワイの再建が予定より早まりそうですね。」


東太平洋通商破壊任務の主な目的はハワイの再建の遅延である。勿論ソロモン方面への戦力増強を遅らせることも含まれる。


「それは仕方がない。ならばこちらも予定を繰り上げ豪州封鎖をしなければならない。今日呼んだのは豪州の西の海での作戦についてだ。」


「海軍海自合同のインド洋作戦ですね」

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