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ニューギニア沖海戦 12

早く和哉も出さないとなと思っていてもニューギニア海戦がなかなか書き終わらない・・・・・

「対空戦闘始めッ」


艦長の号令により扶桑の対空火器が一斉に火を吹く。

続いて山城や護衛艦郡からも対空射撃が開始される。

すぐ米軍機は回避行動に移るが、行動が遅れた機は撃ち落とされていく。


『敵編隊、陣形の右翼より接近ッ』


生き残った雷撃機艦爆の混成編隊はそのまま対空砲火の中を進む。

この内一つの艦爆隊が扶桑に狙いを定めた。


『敵機急降下ッ!』


見張り員の叫びに達哉は右舷上空を見た。

三機の艦爆が降下してくるのが見える。


「取り舵一杯ッ!急げぇ!!」


『取り舵一杯、いそぉげぇ!』


扶桑の回避運動により「おっと」とよろめき壁にもたれる達哉。


「これが本当の海戦・・・・・」


達哉自身海戦は初めてではないが、今まではこちらが一方的に攻撃しているだけで防戦は初めてなのだ。

右手を見ると震えているに気がつく。


「覚悟していたつもりだったが実戦は予想するより怖いものだな」


ギュッと右手を握り締める。


『敵機爆弾投下ッ!』


敵機から爆弾が切り離され向かってくる。


「総員衝撃に備えろッ」


艦橋にいた者は何か掴まれるものに掴まり踏ん張る。


(かわせッかわせッかわせェッ)


誰もが強く念じた。

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