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ニューギニア沖海戦 10

本日は短いです。

扶桑、山城から発艦した攻撃隊は彩雲の誘導を受けて米機動部隊へと向かっていった。

攻撃隊の中には勿論艦爆のパイロットの宮島と上城もいた。


「空母は何処かな」


宮島は二度目となる空母攻撃に興奮しつつ、空母を探した。

それ見た上城はため息をして


「まだ早いですよ。それと空母を探すより対空警戒をしてください」


と注意する。

宮島が興奮している理由は真珠湾攻撃の際レキシントンを沈めるため出撃したが先に発艦していた隼鷹と飛鷹の攻撃隊によって沈められたために搭載していた爆弾を落とすことなく帰還した。

この時初めての対艦攻撃、しかも空母を相手にしていたのでヤル気満々だったのでその時は酷く落胆した。

そのあとの戦艦への攻撃で復活はしたもののこれからの海戦の主役とも言える空母を沈められなかったことはまだ引っ張っていたのだった。


「必ず仕留めてヤるぜッ待ってろよ米空母ォォォォッ!」


雄叫びを挙げる宮島だったが、無線を攻略隊全体に繋いでいたことすっかり忘れていたので雄叫びは攻撃隊全体に届き「やかましいッ」と皆から怒られるのであった。




その頃自衛軍艦隊では防空隊を飛ばし、攻撃に備えていた。

防空巡洋艦 愛鷹。

自衛軍では電探開発を進め、日本で最高のものを防空巡洋艦や護衛艦に搭載されている。

その電探が米攻撃隊が捕捉したのだ。

直ぐに防空隊が向かい迎撃を開始する。

向かって来るのは艦爆SBDドーントレスと雷撃機TBDデヴァステイター。

防空隊の零戦は護衛のF4Fと交戦しつつSBD、TBDを撃ち落としていくが、数が多く、どうしても零戦の迎撃を抜けた敵機が艦隊に向かってくる。

乗組員たちは訓練で何度も対空戦闘をしてきたが実戦は初めて。

誰もが訓練通りに配置に付き向かってくる敵機に備えた。

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