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アマデウスの謎  作者: 伊吹 由
第2章 リナの過去
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42/147

第41話  最後のかけひき(2008年)

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  慎吾のスピリチュアル事件簿 シーズン2


       「アマデウスの謎」 


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前回までのあらすじ


2012年、女子大生リナの妹が誘拐された。


霊能力を持つ1つ下の後輩・慎吾を連れて実家へと戻るリナ。誘拐犯から1週間以内に1億円を用意しろと要求され、羽鳥邸にいた面々は不安になる。


話は・・・ 4年前の2008年。

リナの新しいピアノ講師、そして彼氏となるヒロ・ハーグリーブス。


リナの父親・魁斗(かいと)は、覆面をつけた男らに誘拐されてしまう。

しかし自力で監禁場所から脱出し、ヒロに保護された。


だが、今度はリナが覆面男らに捕まってしまった・・・。


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   第41話  最後のかけひき(2008年)


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2008年12月10日(水)、午後11時18分。都立大学近くの道路。


ヒロは車を運転しながら電話をかける。1コールで繋がった。


ヒロ「俺だ! そちらの様子は!? リナは!?」


安田「はぁはぁ・・・」


電話の向こうからは、息を切らせた安田の声が聞こえてくる。


ヒロ「どうした!? 何があった!?」


安田「あぁ・・・ 警察がリナを移送中・・・覆面男らの襲撃に合った」


ヒロ「な・・・ 警察相手に!?」


安田「あぁ。派手にマシンガンをぶっ放して、多くの警察官が負傷した。

    リナを守ろうとしたが・・・ 


    すでに何者かに連れて行かれた後だった。すまない」


ヒロ「・・・ ・・・」


安田は喉(のど)を詰まらせるように、時々息を切らせた。


ヒロ「まさか・・・ お前も撃たれたのか?」


安田「い、いや・・・1発だけな。はぁはぁ・・・。

    急所はハズれているから・・・問題ない。


    そ、それより社長は? 無事か!?」


ヒロの優秀な耳は、安田が重傷を負っている事を感じ取る。


ヒロ「ミスターカイトは・・・ 居所は分かっている」


すでに魁斗を救出したヒロだが・・・その事はあえて伏せておいた。リナを拉致した連中も・・・必死で魁斗を捜しているだろう。


負傷した安田に魁斗を預けるのは、危険だとヒロは判断した。


ヒロ「・・・ ・・・」


横目で魁斗を見ながら、ヒロは言葉を続ける。


ヒロ「とりあえず今は・・・リナを優先させて救おう」


安田「場所がわかるのか?」


ヒロ「まぁな・・・」


安田「お、俺も行く。あんたには迷惑をかけっぱなしだ。

    場所を教えてくれ・・・」


ヒロ「迷惑? とんでもない。あんたの情報のおかげで黒幕に近づけた。

    だが・・・お前は今、負傷している。


    それでは、武装したテロリストを相手にするのは無理だ」


安田「そんな事を言うな。自分にも羽鳥家を守る義務がある!」


ヒロ「悪いが、肉弾戦では足手まといだ」


安田「しかし!!」


ヒロ「待て。肉弾戦は無理だと言ったんだ。

    情報戦なら、俺よりお前の方が上。やってもらいたい仕事がある。


    よく聞け。明治通りにある大学の・・・」



・・・ ・・・。



10分後、ヒロはとある建物の前で車を静かに止めた。助手席の魁斗はまだ声を出せる状態ではない。


ヒロは魁斗の手を握り、静かに声をかけた。


ヒロ「ミスターカイト。俺は今からリナを助けに行きます。

    あなたを一時(いちじ)、この建物の地下部屋へと案内します。


    俺の隠れ家の1つで、安全な場所ですから」


魁斗は黙ってヒロの目を見て、わずかながら首を縦にふる。ヒロは車から降り、助手席側から魁斗を抱き上げ、建物の地下へと歩いて行った。


地下に向かう途中、階段横にあったスイッチを押す。


キュイーン・・・


小さな機械音が鳴り響いた。ヒロは階段を降りた先の扉の鍵を開ける。


扉を開け、部屋へ入ると・・・ベッドとパソコン、そして冷蔵庫があるだけの簡素な部屋だった。


ヒロは静かに魁斗をベッドに寝かせる。


ヒロ「しばらくの間、ここで我慢してください。すぐ暖房もつきます。

    動けるようになったら、冷蔵庫には水と食料がありますので」


魁斗は小刻みに首を縦にふった。


ヒロ「必ず戻ります。リナを連れて」


魁斗の手を力強く握るヒロ。魁斗も力の入らない右手で、ヒロの手を弱々しく握り返した。ヒロは1度だけ首を縦にふり、部屋を後にした。


外へ出ると・・・とある場所に向けて車を走らせた。



・・・ ・・・。


12月11日(木)、午前0時07分。都内某所。


ヒロは【羽鳥魁斗】に電話を入れる。相手はすぐに電話を取った。


ヒロ「約束通り・・・ 港に着いたぞ」


男「さすがミスターボンド。

   きっちりダブルオーセブンに間に合わせたものだ」


ヒロ「くだらんジョークを・・・」


男「そちらには負けるさ。羽鳥教授を、車の外に出してもらおうか」


ヒロ「ここにはいない。ある場所で待機している」


男「では、居所を教えてもらおう」


ヒロ「・・・ ・・・」


男「どうした? リナを返して欲しくないのか?」


ヒロ「ふん。そんな単純な手には、のらないだけさ。リナが先だ」


男「・・・。よく聞け。お前は羽鳥教授を隠したつもりだろうが・・・

   彼の体にはマイクロチップが埋め込まれている。


   チップから出る信号を辿れば、我々は教授を手にする事になる」


ヒロ「だとしたら、俺を生かしておく意味がないだろう?」


男「・・・ ・・・」


チップの話に動ぜず話すヒロ。男はしばし沈黙を保った。


男「なるほど。そういう事か・・・。

   意図的に、チップからの電波妨害をしているというわけだな。


   どうやら・・・最後の駆け引きが必要だな」


スパイの世界では・・・

追跡者に、発信機やGPSを取り付ける手口は日常茶飯事。体内に埋め込む事さえある。


ヒロは魁斗を病院から運び出した時から、周辺の電波を妨害する装置を作動させていた。


ヒロの隠れ家にも妨害電波を発生させる装置があり、羽鳥魁斗はそこで居場所を知られることなく身を潜めている。


ヒロ「そちらからすれば・・・

    都立病院から半径10kmってトコかな?」


敵にとって、おおよその魁斗捜索範囲を口にする。


男「いや。一度だけ、妨害電波の装置を切ったろ? 半径7kmさ。

   まぁ、人1人探すには大きすぎる範囲だが」


ヒロ「リナの無事を確認出来れば、ミスターカイトの居場所を教える」


男「逆だ。教授を差し出せば、娘の居所を教える」


ヒロ「リナが先だ!!」


声を荒げるヒロ。


男「娘が死んでもいいのか?」


あくまでも冷静な男の声。


ヒロ「ならば教授は諦めろ」


男「・・・ ・・・」


ヒロ「・・・。ラチがあかないな・・・」


男「あぁ。お互い・・・譲れない境界線にいるようだ」


冷徹な男の声だが・・・わずかばかり声のトーンが変わっている事に、ヒロは気づいていた。


リナや魁斗を襲撃する際、相手は人目のつかない場所で速やかに行動を起こしてきている。第3者を襲う際には麻酔銃を使用するなど、最小限の攻撃をするだけだった。


しかし・・・つい先ほど、リナが襲われた時には・・・敵は警察相手に、派手にマシンガンを乱射していたという。


(ヒロ「相手もギリギリという事だ・・・」)


冷静さを失っては命取りになる。ヒロは状況を分析して、リナをどうやって相手から引き出すかを必死で考えていた。


ヒロ「どちらかが譲歩しなければ・・・この先は無いように思うが?」


男「ふふ。まぁこういう状況も想定して・・・

   最後のゲームを用意してある」


ヒロ「ゲーム?」


男「私はゲームが大好きでね。

   特に、人が命を賭けてプレイするゲームは最高だ」


ヒロ「・・・ ・・・」


男「まずは時間制限について説明しよう。

   グダグダとゲームを行うのは、つまらない事この上ないからな」


ヒロ「・・・ 話せ」


男「今、こうして話している間にも・・・

   私の部下が羽鳥魁斗を捜索している。


   2~3時間もあれば見つけられるはずだ」


(ヒロ「・・・。素直に信じれば、タイムリミットは2時間か・・・」)


男「では、早速7番倉庫まで来てもらおう。リナを返して欲しくばだが。

   ルールはそこで説明する。携帯はそのまま繋げておけ」


ヒロ「・・・ ・・・」


このままでは事態の進展はない。こうしている間にも、敵は魁斗を捜し続けているはず・・・。


相手の言う【ゲーム】とやらにのっかり、ただ命を狙われる可能性はある。しかし【ゲーム】に参加しなければ、リナに会えない事もまた確か。


危険ではあるが、ここは相手の提案に乗る事を決意した。


ヒロ「OK・・・」


ゆっくりと車から降り、周りを確認しながら慎重に港の中へと歩いて行く。街灯などはないが、月光が怪しく港を照らしていた。


そこには大きな倉庫が、碁盤目状にたくさん建ち並んでいる。


ヒロ「・・・ ・・・」


3分程倉庫群の中を歩くと、「7」と書かれた倉庫が左手にあった。幅は25mもあろうかという広い倉庫だ。


(ヒロ「ここか・・・」)


ガラガラガラガラ・・・


鍵のかかっていないシャッターを下から開けると、中は真っ暗だった。白いコートの胸ポケットから、サングラスを取り出したヒロ。


ゆっくりとそれをかけると・・・ 視線の先に、銃を持った人影が4つ見えた。4人とも覆面をしている。


ヒロ「・・・ ・・・」


倉庫は高さが5m程度、そして25m四方の巨大な倉庫だ。

奥に大きなコンテナがいくつか積まれており、その手前に銃を持った4つの人影がある。


人影は静かにヒロの方を向いて、何かを待っているようだ。


ヒロ「あちらも、ノクトビジョンを装着してるってわけか・・・」


※ ノクトビジョン = 暗視赤外線装置


携帯電話の向こうに聞こえるよう、呟(つぶや)いた。


男「その港は、2年前に閉鎖されている。

   半径3kmに人はいない。意味がわかるかな?」


(ヒロ「銃撃戦が行われても、通報される事はないってワケか・・・」)


男は冷静に説明を続ける。


男「港には、倉庫がちょうど40ある。羽鳥リナはその中の1つにいる」


(ヒロ「40分(ぶん)の1か・・・」)


男「椅子と鎖につながれた状態でな」


ヒロ「・・・ ・・・」


男「そして次がゲームの重要な所だ。

   羽鳥リナのいる倉庫には・・・時限爆弾がセットされている」


ヒロ「何だと!?」


男「午前2時ちょうどに作動する」


ヒロはすぐに腕時計を見る。


(ヒロ「0時14分・・・」)


男「ミスターボンドは、非常にスマートな男だ。

   ゲームの内容は理解しただろう?」


※スマート = 利口


ヒロ「あぁ・・・」


男「このゲームには2つのエンディングが用意されている。

   1つは我々が教授を手に入れ、ミスターボンドが娘を救う結末。


   もう1つは・・・我々が教授を手に入れ、娘が死ぬ結末だ」


ヒロ「リナも、ミスターカイトも俺が救うって結末もあるだろ?」


男「どうかな? まぁ、エンディングはそちら次第。

   それぐらいの心意気で、プレイしてもらわないとな。


   ゲームがつまらなくなっては興ざめだ」


ヒロ「ゲーム内容は理解した。

    必ず俺が勝ち、お前の組織をたたきつぶしてやる。


    【Unknown】(知られざる組織)を・・・

    白日の下へ晒してやろうじゃないか」


男「・・・ ・・・」


ヒロは電話越しに、確かに聞き取った。男がゴクリと唾を飲み込む音を。


男「ふふ・・・。なるほど・・・・そこまで我々に近づいているとはな」


(ヒロ「さっきより、声がうわずっている・・・」)


男「君の優秀さは恐れ入った。だが勝つのは私だ。準備はいいかな?」


ヒロ「あぁ・・・」


羽鳥魁斗のアルゴリズムが組織に渡れば・・・世界は、大規模なテロの驚異に曝(さら)されるだろう。それはヒロも重々承知だ。


リナを犠牲にすれば、魁斗を相手から守り通す事が出きるが・・・


ヒロの中にその選択肢は無い。


男「ふふ。ボンドガールのため・・・か。

   本当にお前は、ジェームズボンドだな」


ヒロ「何とでも言え。早く始めろ」


男「お前が死ねば、娘も死ぬという事を忘れるな。

   では・・・ ゲームスタートだ!」


午前0時16分。


ズキューン! ズキューン!

ガガガガガ・・・


男の合図と同時に、暗闇の中から一斉に銃声が鳴り響く。ヒロはすぐに携帯をしまい、7番倉庫の外を右に走り出した。


シャッターの開いていた8番倉庫の前を通り過ぎ、9番倉庫と10番倉庫の間の道を走っていく。


男は説明しなかったが・・・何人いるともわからない武装した連中が、この一帯にいるはずだ。


彼等をかわして、なおかつ時限爆弾が作動するリミット内に・・・

リナを救えるかどうか・・・


(ヒロ「ゲームにありがちなシチュエイションだな・・・」)


ヘタすれば、どこかにブービートラップがあるかもしれない。しかしリナがさらわれて、今に至るまでそう時間はなかった。


リナを拘束し、時限爆弾を設置するだけでもいっぱいいっぱいのはずだ。


ヒロ「・・・ ・・・」


ヒロの頭脳は、敵がトラップをしかける時間まではないと判断した。


ガガガガガ・・・


背後から、時折銃声が聞こえる。


(ヒロ「俺に勝ち目がないと思っているだろうが・・・

     銃よりも大きな武器が・・・俺にはある!!」)


走りながらもヒロは、右斜めの17番倉庫からわずかな物音を聞き取った。


(ヒロ「1人、2人・・・ 2人だな・・・」)


2人の人物が、物陰に隠れているのを【音】で察知する。ヒロは両手に1丁ずつ、銃を握った。


ザッザッザザッ!!


2人分の足音が、急に大きな音をたて始めた。


(ヒロ「ふん・・・」)


2人の武装男がヒロの前に突然現れ、銃を向け・・・


るよりも早く、ヒロはすでに2人の男に銃を向けていた。


ヒロ「遅い!」


タンターン・・・


わずか2発、かわいた銃声が鳴り響く。ヒロの撃った銃弾は、それぞれの男の肩胛骨を貫いた。


命に関わる場所ではないが、激痛を与え、利き腕の自由をも奪うポイントだ。


(ヒロ「マーダーライセンスってのは・・・

     映画の世界の話だからな・・・」)


ヒロは耳で相手の動きを察知し、時折発砲する。しかし急所は全て外し、戦闘能力を奪うポイントだけを狙っていた。


(ヒロ「リナ・・・ もうしばらくだけ、待っててくれ・・・」)



・・・ ・・・。


広い倉庫の至る所には、監視カメラが設置されている。


男「・・・ ・・・」


マスターと呼ばれる男は、パソコンのディスプレイを見つめていた。

倉庫で行われているゲームを、監視カメラの映像を通して見守っている。


ヒロが魁斗を隠して現れたのは・・・マスターにとっては想定内。


ヒロにとって【魁斗】こそが、リナを救うキーマンであり・・・


同時にマスターからしてみれば【リナ】こそが、魁斗を得る鍵になっている。


お互い、決め手となる人物をたやすく手渡すはずがない。


(マスター「羽鳥教授にさえ、逃げられなければ・・・」)


宣言通りリナを殺すだけだった。しかし・・・そうもいかない現状。


マスター「・・・ ・・・」


ディスプレイの向こうのヒロは、次次と覆面男らを倒していく。


本来ならゲームなど提案せず、ヒロを拉致し、薬で魁斗の居所を自白させたいが・・・


ヒロはたった1人で、15歳の少女を守り通してきた。例え優秀なチームでも、彼1人を拉致するのは至難の業だろう。


スパイとしてあまりにも優秀な活躍をするヒロに、マスターは敬意を払う事にした。


ゲームという形で。


もちろんゲームに参加させる事で時間を稼ぎ、魁斗を捜し出すという目的もある。ヒロにとっては、リナと魁斗を同時に守らねばならないという、圧倒的に不利な形でのゲーム参加となるはずだ。


しかしヒロにも、わずかな勝利の可能性はある。


(マスター「勝率は低いはずだがな・・・」)


マスターと呼ばれる男もまた、自分の哲学をしっかりと持つ人物。

後に彼は・・・世界が驚愕する計画を発動させるつもりだ。


こんなところで、たった1人のスパイに計画を邪魔されるようでは・・・

計画など達成できない。本気でそう思っていた。


(男「まさか、【Unknown】まで辿り着いているとはな。

    放っておけば・・・


    死海文書にも辿り着くかもしれん・・・」)


ヒロは相手の命を奪う事無く、覆面男らを倒し続けている。


(男「もしミスターボンドが・・・

    2人とも助け出すエンディングに、辿り着くようであれば・・・


    負けを認めざるを得ないか・・・」)


マスターはパソコンを操作して、別のウィンドウを開く。

そのウィンドウには・・・目隠しで鎖につながれたリナの姿が映っていた。


(男「だが負けはせぬ。ノアの箱船に乗るまではな・・・」)



・・・ ・・・。



ヒロ「はぁ、はぁ・・・」


25番倉庫の影に隠れて、銃のマガジンを入れ替えるヒロ。

倉庫の前を通るたびに耳を研ぎ澄ますが、中からリナの気配を感じ取る事は出来ないでいた。


腕時計を見ると、午前0時42分だ。


暗闇でも超人的な聴力を持つヒロは、このゲーム、自分が有利だと思っていた。しかし計算違いが1つある。


自分がリナを必死で捜すように、相手も必死で魁斗を捜している。


(ヒロ「ミスターカイト・・・」)


魁斗の事が気になるヒロは、100%の集中力でこのゲームに参加出来ていなかった。

そしてそれは、予想以上に体力と精神力を消耗する事でもある。


(ヒロ「リナ・・・」)


それでも愛するリナの事を思い浮かべ、再び武装した連中のいる倉庫群へと走っていった。



             (第42話へ続く)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

次回予告


消耗する体力と精神力・・・


それでもヒロは、港の中を必死に走り続ける。武装連中相手に、幾度となく銃を撃ち放ち・・・


そしてとうとう・・・ リナのいる倉庫を見つけた。


次回 「 第42話 銃弾の雨の中で(2008年) 」

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