第41話 最後のかけひき(2008年)
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慎吾のスピリチュアル事件簿 シーズン2
「アマデウスの謎」
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前回までのあらすじ
2012年、女子大生リナの妹が誘拐された。
霊能力を持つ1つ下の後輩・慎吾を連れて実家へと戻るリナ。誘拐犯から1週間以内に1億円を用意しろと要求され、羽鳥邸にいた面々は不安になる。
話は・・・ 4年前の2008年。
リナの新しいピアノ講師、そして彼氏となるヒロ・ハーグリーブス。
リナの父親・魁斗は、覆面をつけた男らに誘拐されてしまう。
しかし自力で監禁場所から脱出し、ヒロに保護された。
だが、今度はリナが覆面男らに捕まってしまった・・・。
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第41話 最後のかけひき(2008年)
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2008年12月10日(水)、午後11時18分。都立大学近くの道路。
ヒロは車を運転しながら電話をかける。1コールで繋がった。
ヒロ「俺だ! そちらの様子は!? リナは!?」
安田「はぁはぁ・・・」
電話の向こうからは、息を切らせた安田の声が聞こえてくる。
ヒロ「どうした!? 何があった!?」
安田「あぁ・・・ 警察がリナを移送中・・・覆面男らの襲撃に合った」
ヒロ「な・・・ 警察相手に!?」
安田「あぁ。派手にマシンガンをぶっ放して、多くの警察官が負傷した。
リナを守ろうとしたが・・・
すでに何者かに連れて行かれた後だった。すまない」
ヒロ「・・・ ・・・」
安田は喉を詰まらせるように、時々息を切らせた。
ヒロ「まさか・・・ お前も撃たれたのか?」
安田「い、いや・・・1発だけな。はぁはぁ・・・。
急所はハズれているから・・・問題ない。
そ、それより社長は? 無事か!?」
ヒロの優秀な耳は、安田が重傷を負っている事を感じ取る。
ヒロ「ミスターカイトは・・・ 居所は分かっている」
すでに魁斗を救出したヒロだが・・・その事はあえて伏せておいた。リナを拉致した連中も・・・必死で魁斗を捜しているだろう。
負傷した安田に魁斗を預けるのは、危険だとヒロは判断した。
ヒロ「・・・ ・・・」
横目で魁斗を見ながら、ヒロは言葉を続ける。
ヒロ「とりあえず今は・・・リナを優先させて救おう」
安田「場所がわかるのか?」
ヒロ「まぁな・・・」
安田「お、俺も行く。あんたには迷惑をかけっぱなしだ。
場所を教えてくれ・・・」
ヒロ「迷惑? とんでもない。あんたの情報のおかげで黒幕に近づけた。
だが・・・お前は今、負傷している。
それでは、武装したテロリストを相手にするのは無理だ」
安田「そんな事を言うな。自分にも羽鳥家を守る義務がある!」
ヒロ「悪いが、肉弾戦では足手まといだ」
安田「しかし!!」
ヒロ「待て。肉弾戦は無理だと言ったんだ。
情報戦なら、俺よりお前の方が上。やってもらいたい仕事がある。
よく聞け。明治通りにある大学の・・・」
・・・ ・・・。
10分後、ヒロはとある建物の前で車を静かに止めた。助手席の魁斗はまだ声を出せる状態ではない。
ヒロは魁斗の手を握り、静かに声をかけた。
ヒロ「ミスターカイト。俺は今からリナを助けに行きます。
あなたを一時、この建物の地下部屋へと案内します。
俺の隠れ家の1つで、安全な場所ですから」
魁斗は黙ってヒロの目を見て、わずかながら首を縦にふる。ヒロは車から降り、助手席側から魁斗を抱き上げ、建物の地下へと歩いて行った。
地下に向かう途中、階段横にあったスイッチを押す。
キュイーン・・・
小さな機械音が鳴り響いた。ヒロは階段を降りた先の扉の鍵を開ける。
扉を開け、部屋へ入ると・・・ベッドとパソコン、そして冷蔵庫があるだけの簡素な部屋だった。
ヒロは静かに魁斗をベッドに寝かせる。
ヒロ「しばらくの間、ここで我慢してください。すぐ暖房もつきます。
動けるようになったら、冷蔵庫には水と食料がありますので」
魁斗は小刻みに首を縦にふった。
ヒロ「必ず戻ります。リナを連れて」
魁斗の手を力強く握るヒロ。魁斗も力の入らない右手で、ヒロの手を弱々しく握り返した。ヒロは1度だけ首を縦にふり、部屋を後にした。
外へ出ると・・・とある場所に向けて車を走らせた。
・・・ ・・・。
12月11日(木)、午前0時07分。都内某所。
ヒロは【羽鳥魁斗】に電話を入れる。相手はすぐに電話を取った。
ヒロ「約束通り・・・ 港に着いたぞ」
男「さすがミスターボンド。
きっちりダブルオーセブンに間に合わせたものだ」
ヒロ「くだらんジョークを・・・」
男「そちらには負けるさ。羽鳥教授を、車の外に出してもらおうか」
ヒロ「ここにはいない。ある場所で待機している」
男「では、居所を教えてもらおう」
ヒロ「・・・ ・・・」
男「どうした? リナを返して欲しくないのか?」
ヒロ「ふん。そんな単純な手には、のらないだけさ。リナが先だ」
男「・・・。よく聞け。お前は羽鳥教授を隠したつもりだろうが・・・
彼の体にはマイクロチップが埋め込まれている。
チップから出る信号を辿れば、我々は教授を手にする事になる」
ヒロ「だとしたら、俺を生かしておく意味がないだろう?」
男「・・・ ・・・」
チップの話に動ぜず話すヒロ。男はしばし沈黙を保った。
男「なるほど。そういう事か・・・。
意図的に、チップからの電波妨害をしているというわけだな。
どうやら・・・最後の駆け引きが必要だな」
スパイの世界では・・・
追跡者に、発信機やGPSを取り付ける手口は日常茶飯事。体内に埋め込む事さえある。
ヒロは魁斗を病院から運び出した時から、周辺の電波を妨害する装置を作動させていた。
ヒロの隠れ家にも妨害電波を発生させる装置があり、羽鳥魁斗はそこで居場所を知られることなく身を潜めている。
ヒロ「そちらからすれば・・・
都立病院から半径10kmってトコかな?」
敵にとって、おおよその魁斗捜索範囲を口にする。
男「いや。一度だけ、妨害電波の装置を切ったろ? 半径7kmさ。
まぁ、人1人探すには大きすぎる範囲だが」
ヒロ「リナの無事を確認出来れば、ミスターカイトの居場所を教える」
男「逆だ。教授を差し出せば、娘の居所を教える」
ヒロ「リナが先だ!!」
声を荒げるヒロ。
男「娘が死んでもいいのか?」
あくまでも冷静な男の声。
ヒロ「ならば教授は諦めろ」
男「・・・ ・・・」
ヒロ「・・・。ラチがあかないな・・・」
男「あぁ。お互い・・・譲れない境界線にいるようだ」
冷徹な男の声だが・・・わずかばかり声のトーンが変わっている事に、ヒロは気づいていた。
リナや魁斗を襲撃する際、相手は人目のつかない場所で速やかに行動を起こしてきている。第3者を襲う際には麻酔銃を使用するなど、最小限の攻撃をするだけだった。
しかし・・・つい先ほど、リナが襲われた時には・・・敵は警察相手に、派手にマシンガンを乱射していたという。
(ヒロ「相手もギリギリという事だ・・・」)
冷静さを失っては命取りになる。ヒロは状況を分析して、リナをどうやって相手から引き出すかを必死で考えていた。
ヒロ「どちらかが譲歩しなければ・・・この先は無いように思うが?」
男「ふふ。まぁこういう状況も想定して・・・
最後のゲームを用意してある」
ヒロ「ゲーム?」
男「私はゲームが大好きでね。
特に、人が命を賭けてプレイするゲームは最高だ」
ヒロ「・・・ ・・・」
男「まずは時間制限について説明しよう。
グダグダとゲームを行うのは、つまらない事この上ないからな」
ヒロ「・・・ 話せ」
男「今、こうして話している間にも・・・
私の部下が羽鳥魁斗を捜索している。
2~3時間もあれば見つけられるはずだ」
(ヒロ「・・・。素直に信じれば、タイムリミットは2時間か・・・」)
男「では、早速7番倉庫まで来てもらおう。リナを返して欲しくばだが。
ルールはそこで説明する。携帯はそのまま繋げておけ」
ヒロ「・・・ ・・・」
このままでは事態の進展はない。こうしている間にも、敵は魁斗を捜し続けているはず・・・。
相手の言う【ゲーム】とやらにのっかり、ただ命を狙われる可能性はある。しかし【ゲーム】に参加しなければ、リナに会えない事もまた確か。
危険ではあるが、ここは相手の提案に乗る事を決意した。
ヒロ「OK・・・」
ゆっくりと車から降り、周りを確認しながら慎重に港の中へと歩いて行く。街灯などはないが、月光が怪しく港を照らしていた。
そこには大きな倉庫が、碁盤目状にたくさん建ち並んでいる。
ヒロ「・・・ ・・・」
3分程倉庫群の中を歩くと、「7」と書かれた倉庫が左手にあった。幅は25mもあろうかという広い倉庫だ。
(ヒロ「ここか・・・」)
ガラガラガラガラ・・・
鍵のかかっていないシャッターを下から開けると、中は真っ暗だった。白いコートの胸ポケットから、サングラスを取り出したヒロ。
ゆっくりとそれをかけると・・・ 視線の先に、銃を持った人影が4つ見えた。4人とも覆面をしている。
ヒロ「・・・ ・・・」
倉庫は高さが5m程度、そして25m四方の巨大な倉庫だ。
奥に大きなコンテナがいくつか積まれており、その手前に銃を持った4つの人影がある。
人影は静かにヒロの方を向いて、何かを待っているようだ。
ヒロ「あちらも、ノクトビジョンを装着してるってわけか・・・」
※ ノクトビジョン = 暗視赤外線装置
携帯電話の向こうに聞こえるよう、呟いた。
男「その港は、2年前に閉鎖されている。
半径3kmに人はいない。意味がわかるかな?」
(ヒロ「銃撃戦が行われても、通報される事はないってワケか・・・」)
男は冷静に説明を続ける。
男「港には、倉庫がちょうど40ある。羽鳥リナはその中の1つにいる」
(ヒロ「40分の1か・・・」)
男「椅子と鎖につながれた状態でな」
ヒロ「・・・ ・・・」
男「そして次がゲームの重要な所だ。
羽鳥リナのいる倉庫には・・・時限爆弾がセットされている」
ヒロ「何だと!?」
男「午前2時ちょうどに作動する」
ヒロはすぐに腕時計を見る。
(ヒロ「0時14分・・・」)
男「ミスターボンドは、非常にスマートな男だ。
ゲームの内容は理解しただろう?」
※スマート = 利口
ヒロ「あぁ・・・」
男「このゲームには2つのエンディングが用意されている。
1つは我々が教授を手に入れ、ミスターボンドが娘を救う結末。
もう1つは・・・我々が教授を手に入れ、娘が死ぬ結末だ」
ヒロ「リナも、ミスターカイトも俺が救うって結末もあるだろ?」
男「どうかな? まぁ、エンディングはそちら次第。
それぐらいの心意気で、プレイしてもらわないとな。
ゲームがつまらなくなっては興ざめだ」
ヒロ「ゲーム内容は理解した。
必ず俺が勝ち、お前の組織をたたきつぶしてやる。
【Unknown】(知られざる組織)を・・・
白日の下へ晒してやろうじゃないか」
男「・・・ ・・・」
ヒロは電話越しに、確かに聞き取った。男がゴクリと唾を飲み込む音を。
男「ふふ・・・。なるほど・・・・そこまで我々に近づいているとはな」
(ヒロ「さっきより、声がうわずっている・・・」)
男「君の優秀さは恐れ入った。だが勝つのは私だ。準備はいいかな?」
ヒロ「あぁ・・・」
羽鳥魁斗のアルゴリズムが組織に渡れば・・・世界は、大規模なテロの驚異に曝されるだろう。それはヒロも重々承知だ。
リナを犠牲にすれば、魁斗を相手から守り通す事が出きるが・・・
ヒロの中にその選択肢は無い。
男「ふふ。ボンドガールのため・・・か。
本当にお前は、ジェームズボンドだな」
ヒロ「何とでも言え。早く始めろ」
男「お前が死ねば、娘も死ぬという事を忘れるな。
では・・・ ゲームスタートだ!」
午前0時16分。
ズキューン! ズキューン!
ガガガガガ・・・
男の合図と同時に、暗闇の中から一斉に銃声が鳴り響く。ヒロはすぐに携帯をしまい、7番倉庫の外を右に走り出した。
シャッターの開いていた8番倉庫の前を通り過ぎ、9番倉庫と10番倉庫の間の道を走っていく。
男は説明しなかったが・・・何人いるともわからない武装した連中が、この一帯にいるはずだ。
彼等をかわして、なおかつ時限爆弾が作動するリミット内に・・・
リナを救えるかどうか・・・
(ヒロ「ゲームにありがちなシチュエイションだな・・・」)
ヘタすれば、どこかにブービートラップがあるかもしれない。しかしリナがさらわれて、今に至るまでそう時間はなかった。
リナを拘束し、時限爆弾を設置するだけでもいっぱいいっぱいのはずだ。
ヒロ「・・・ ・・・」
ヒロの頭脳は、敵がトラップをしかける時間まではないと判断した。
ガガガガガ・・・
背後から、時折銃声が聞こえる。
(ヒロ「俺に勝ち目がないと思っているだろうが・・・
銃よりも大きな武器が・・・俺にはある!!」)
走りながらもヒロは、右斜めの17番倉庫からわずかな物音を聞き取った。
(ヒロ「1人、2人・・・ 2人だな・・・」)
2人の人物が、物陰に隠れているのを【音】で察知する。ヒロは両手に1丁ずつ、銃を握った。
ザッザッザザッ!!
2人分の足音が、急に大きな音をたて始めた。
(ヒロ「ふん・・・」)
2人の武装男がヒロの前に突然現れ、銃を向け・・・
るよりも早く、ヒロはすでに2人の男に銃を向けていた。
ヒロ「遅い!」
タンターン・・・
わずか2発、かわいた銃声が鳴り響く。ヒロの撃った銃弾は、それぞれの男の肩胛骨を貫いた。
命に関わる場所ではないが、激痛を与え、利き腕の自由をも奪うポイントだ。
(ヒロ「マーダーライセンスってのは・・・
映画の世界の話だからな・・・」)
ヒロは耳で相手の動きを察知し、時折発砲する。しかし急所は全て外し、戦闘能力を奪うポイントだけを狙っていた。
(ヒロ「リナ・・・ もうしばらくだけ、待っててくれ・・・」)
・・・ ・・・。
広い倉庫の至る所には、監視カメラが設置されている。
男「・・・ ・・・」
マスターと呼ばれる男は、パソコンのディスプレイを見つめていた。
倉庫で行われているゲームを、監視カメラの映像を通して見守っている。
ヒロが魁斗を隠して現れたのは・・・マスターにとっては想定内。
ヒロにとって【魁斗】こそが、リナを救うキーマンであり・・・
同時にマスターからしてみれば【リナ】こそが、魁斗を得る鍵になっている。
お互い、決め手となる人物をたやすく手渡すはずがない。
(マスター「羽鳥教授にさえ、逃げられなければ・・・」)
宣言通りリナを殺すだけだった。しかし・・・そうもいかない現状。
マスター「・・・ ・・・」
ディスプレイの向こうのヒロは、次次と覆面男らを倒していく。
本来ならゲームなど提案せず、ヒロを拉致し、薬で魁斗の居所を自白させたいが・・・
ヒロはたった1人で、15歳の少女を守り通してきた。例え優秀なチームでも、彼1人を拉致するのは至難の業だろう。
スパイとしてあまりにも優秀な活躍をするヒロに、マスターは敬意を払う事にした。
ゲームという形で。
もちろんゲームに参加させる事で時間を稼ぎ、魁斗を捜し出すという目的もある。ヒロにとっては、リナと魁斗を同時に守らねばならないという、圧倒的に不利な形でのゲーム参加となるはずだ。
しかしヒロにも、わずかな勝利の可能性はある。
(マスター「勝率は低いはずだがな・・・」)
マスターと呼ばれる男もまた、自分の哲学をしっかりと持つ人物。
後に彼は・・・世界が驚愕する計画を発動させるつもりだ。
こんなところで、たった1人のスパイに計画を邪魔されるようでは・・・
計画など達成できない。本気でそう思っていた。
(男「まさか、【Unknown】まで辿り着いているとはな。
放っておけば・・・
死海文書にも辿り着くかもしれん・・・」)
ヒロは相手の命を奪う事無く、覆面男らを倒し続けている。
(男「もしミスターボンドが・・・
2人とも助け出すエンディングに、辿り着くようであれば・・・
負けを認めざるを得ないか・・・」)
マスターはパソコンを操作して、別のウィンドウを開く。
そのウィンドウには・・・目隠しで鎖につながれたリナの姿が映っていた。
(男「だが負けはせぬ。ノアの箱船に乗るまではな・・・」)
・・・ ・・・。
ヒロ「はぁ、はぁ・・・」
25番倉庫の影に隠れて、銃のマガジンを入れ替えるヒロ。
倉庫の前を通るたびに耳を研ぎ澄ますが、中からリナの気配を感じ取る事は出来ないでいた。
腕時計を見ると、午前0時42分だ。
暗闇でも超人的な聴力を持つヒロは、このゲーム、自分が有利だと思っていた。しかし計算違いが1つある。
自分がリナを必死で捜すように、相手も必死で魁斗を捜している。
(ヒロ「ミスターカイト・・・」)
魁斗の事が気になるヒロは、100%の集中力でこのゲームに参加出来ていなかった。
そしてそれは、予想以上に体力と精神力を消耗する事でもある。
(ヒロ「リナ・・・」)
それでも愛するリナの事を思い浮かべ、再び武装した連中のいる倉庫群へと走っていった。
(第42話へ続く)
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次回予告
消耗する体力と精神力・・・
それでもヒロは、港の中を必死に走り続ける。武装連中相手に、幾度となく銃を撃ち放ち・・・
そしてとうとう・・・ リナのいる倉庫を見つけた。
次回 「 第42話 銃弾の雨の中で(2008年) 」
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