表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブレイク!  作者: ぞえ
40/77

第三十九章 シュリ



 異界 シュリ

 

「全てはここから始まるのだ!平和ボケた奴らに血の制裁を下すのだ!我らはレイテ教の守護あり!」


 アセン大陸にある超巨大帝国、バラスは隣国であるフィディアス王国に奇襲を開始した。バラスの目的はフィディアスの魔法技術であった。

 バラスは機械帝国であり、技術面では大陸一である。それに対してフィディアスは魔法研究が何処よりも進んでおり、どちらも主な戦闘能力がまったく異なっていた。

 しかし、バラスにある来訪者が現れた。

 彼の研究はバラスの機械面を大幅に向上させた。そして、フィディアス王国の所有する魔力の源。『アリア』によって後一歩であった。




 浮遊城 クリフト


 白と緑で構成された鋼の城が空を飛んでいた。それを覆うように数十隻の軍艦が飛んでいた。艦砲射撃は城の外側を構成されている城壁を粉砕する。

 城の砲台を全て破壊すると、軍艦から兵士が乗り移って来た。

 フィディアス王国第二防衛ライン浮遊城を舞台に、巨大帝国バラスとの白兵戦が開始されていた。

 

「ここが落ちるのも、時間の問題でしょう」


 甲板にいる一人の神官が言った。


「僕が求めているのは支配、そして絶望。この世界で力を蓄える為だ。私の研究も後一歩で完成する」


 周囲には複数の軍人達の中に、一人だけ服装が違う、白い服で身を包んだメガネの男がいた。

 

「おっ、クリフトの姫が出て来たぞ」


 鎧に身を包んだ一人の少女が中から連れ出されて来た。


「貴様らなどに!」

「ふふ、その威勢もどこまでもつかな?」


 メガネの男は少女の顔を触る。

 

「くっ!」


 数秒後、浮遊城クリフトは音を成して崩れていった。


「クリフトが!」

「はっはっはっはっはっはっはっはっ!たまらんね!最高だ!」

「このゲスが!」

「何とでも言うがいい!」

 

 少女の目は憎しみと殺意を宿した瞳だった。


「君もこの城と同じような運命を辿るのさ」

「この!」

 

 男が近づいた瞬間少女は思い切り頭突きを食らわす。


「がっ!」

 

 メガネの男は後方に下がる。その瞬間を狙って少女は船から飛び降りた。

 

「しまった!追え!」

 

 少女はそのまま湖の真ん中に落ちた。


「探せ!探せ!」


 少女は湖から上がり、森を駆ける。直ぐ後ろにはバラス兵が迫っていた。必死に足を動かし、前へ前へと進んだ。

 

「はあ・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・あっ!」


 バラスに銃撃によって、足を撃たれた。その弾みで前に倒れる。


「うっ!」


 全身に激痛が走る。


「へへ、大人しくするんだな」


 バラス兵が近寄って来た。

 が、次の瞬間眩しい閃光と共に誰かがそこに出現した。

 その場にいる全員が驚いた。

 また、そこに出現した少年も、驚いた表情を隠せないでいた。


「えっと・・・どういう状況?」




えー、新章突入的な感じで!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ