23-1
----
Connect to Akasic Records...
本多忠勝様、なんと素晴らしい御方。
ロボ丸はパタリと本を閉じた。
最近、アカシックレコードのデータは一旦本にしてから情報を得ることにしている。
データをダウンロードしてインストールすることは簡単だ。
だが、本にして少しずつ吸収することにより得た知識をその都度自分の中で整理することでただのデータではなく整理された情報として今までの知識と結び付けられるようになった。
つまり、今までフォルダ毎に分けられていたデータを他のフォルダ内のデータと自動的にリンクさせることにより自分の中で独自のネットワークを構築しているということ。
それが私の考える人間の思考方法だ。
それにしても本多忠勝様は素晴らしい。
名槍、蜻蛉切を軽々と扱い敵をなぎ倒す、日本の安土桃山時代と呼ばれる旧時代の武将である。
戦場では一度も傷を負ったことのない名将であり、忠義の家臣でもある。
最近は関連する物事はすべて閲覧することにしている。
特に伝記というものが素晴らしい。
基本的に行動はノンフィクションであるが心理部分などはフィクションの部分が多い。
そのため、伝記によって違う印象になったりすることがある。
それが実に人間的であると私は考える。
とても良い例が武御名方様だ。
アカシックレコードの武御名方様と、
ワンコロ様とカイ様から伺った武御名方様、
そして私から見た武御名方様。
すべて同一人物なのにすべて印象が異なる。
聴いたものと実際に触れたものはこんなにも違うのだと驚いた。
だから、最近ではインターネットのデータもアカシックレコードのデータも誰かの一部の情報だと考えるようになった。
インターネットやアカシックレコードから得たデータと、自分が行動して得た情報をまとめることによって己の知識となると。
さて、次はオーディン様を調べよう。
あれから様々な名将を調べた。
なぜか何人かの記憶の記録がないようだ。
サンプル数が少ないため記録がない理由がまだわからない。
この案件は引き続き調査対象とする。




