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18-3

よくわかんないからカイのししょーのいうとおり、いろんな人をよーくみる。

なんかちがう。

でもみんなちがう。

さいきん、まほーしょーってところが僕みたいなおはなしできる犬をつくっているからじゅうじんっていう僕ににているのがときどき歩いている。

僕ににていてふさふさしていてしっぽがあって人間みたい。

だからもっとよくわかんない。

こういうときは、人間のまねっこしてみよう。

ロボ丸のいうとおりにするのはちょっとなんかだけどやってみる。

だから、ロボ丸のおりょーりのおてつだいをするって言ったのにロボ丸はガミガミいう。

毛むくじゃらはふえぃせぃ?だからだめございます!ってガミガミいう。

ずっとまえにおてつだいしようとしたときは、お手々のかたちがうんたらかんたらって言っていたけど、今日は言わない。

毛むくじゃらだけがだめなの?ってロボ丸に聞いたら、

「それが、人間と今のワンコロ様の違いですよ。」

だって。

なんかわかった気がする。

えい!ってやってお手々のふさふさを消してみた。

つるつるの白いお手々ににくきゅうがあって変なかんじ。

ちらりとロボ丸のお手々を見てみた。

ロボ丸のお手々はゆびが長くてにくきゅうがないみたい。

爪もよわくてやわらかそうだ。

あんなおててあんなおてて……、あんなおててになりますように。

お目々を開けたらロボ丸とおなじかたちのお手々があった!

やればできるじゃん!

ロボ丸のお顔をみたら良かったですねってニコニコしている。

さすがワンコロ様って言って、みんなに見せに行きましょう!ってロボ丸が言ったからみんなに見せてあげた。

カイはもうちょっとだなってたくさんほめてくれた。

うれしくてしっぽがぶんぶんしちゃう。

ロッテはお目々がキラキラでほっぺが真っ赤なお顔をしてた。

人間になりたいって愛の力ね!って言っていたけれどちょっとよくわかんない。

ケサランは大きくなったり小さくなったりしてふわふわしたら、ギューッととっても小さくなってしずくがおちてきた。

ちょっとこわくてぶるってしちゃったけど、カイはうれしそうにケサランのしずくをビンにいそいでつめていた。

やっぱりよくわかんないけれどみんながよろこんでくれるから、努力っていいなって思った。





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