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ワンコロは気に食わない。
ロボ丸とロッテばっかりずるい。
ロッテなんて大きくなる剣をもらった。
ロボ丸なんて大きくなったり小さくなったり3つに分かれたりカッコいい槍をもらった。
それなのにワンコロなんて牙と爪だ。
そんなのもうもってるし、もってるのにつけても全然カッコよくない、変身じゃない。
だからカイに言って刀っていう種類の剣を作ってもらった。
切るところはワンコロの作ったアダマンタイトで真ん中にロッテのヒヒイロカネとロボ丸のオリハルコンが2本すぅって入っている。
持ち手はロボ丸のミスリル銀だ。
カイが持ち手にナーガの鱗を巻こうとしたから絶対イヤって言ったからツバってところにナーガの鱗を使ったみたい。
だって口にくわえるところがあの蛇女のお味がするのは絶対イヤだ。
ナーガの鱗も使ってほしくなかったんだけれど、日と水がうんたらかんたらで虹も出せるって言ったからちょっと我慢した。
刀をぶぅんってしたら虹がでるなんて最高だ。
でも全然うまくできない。
カイは硬い剣って言っていたのにすぐ折れる。
これだったら爪でエイってやった方が早いし、がぶってしたほうがカンタンだ。
カイは硬いから折れやすいっていいわけってやつをしていたけれど、硬いなら折れないと思う。
納得いかないと思っていたら、刀っていうのは心技体がバランスよく合わさると折れないしなんでも切れるんだってカイがつけくわえた。
そういうのを達人っていうらしい。
達人っていうのについてロボ丸がなんか言っていたけれど、とにかく強いやつってことみたいだ。
ロボ丸は最近達人になるためにいにしえの達人にならって修行ってやつをしているみたい。
いにしえの達人っていうのがわかんないけれどワンコロだって剣が強いやつを知っている。
なんかすぐガミガミいうやつだけれどわるいやつじゃないし、なんだかんだ言ってワンコロのことを気にかけてくれるし、強いからタケミナカタのところに行ってみよう。




