表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/95

14-1

目の前にナーガの(うろこ)がある。


今、俺は店の中の(すみ)にある簡易的(かんいてき)作業机(さぎょうつくえ)の前でナーガの(うろこ)と向かい合っている。

最高(さいこう)だ。俺は思わず()みを()かべる。

何を作っちゃおうかなぁ~、なんつって(うろこ)鑑定魔法(かんていまほう)をかける。

ほうほう、水属性(みずぞくせい)とな。ほかにもいろいろな効果(こうか)がある。

武器(ぶき)水属性(みずぞくせい)()けたりとか!(ゆめ)が広がるぅ。

脳からドーパミンがビシバシ出ているこの感覚(かんかく)

そういえば、ロッテからもらったバングルは(いそが)しくてまだ鑑定(かんてい)していなかった。

こちらも鑑定(かんてい)してみるか。


属性(ぞくせい)日属性(ひぞくせい)水属性(みずぞくせい)

材質(ざいしつ):ヒヒイロカネ、ナーガの(うろこ)接着剤(せっちゃくざい)(KO-007)

効果(こうか)運上昇(うんじょうしょう)


???

聴いたことがない属性(ぞくせい)が見えたんですが。

もう一度見る。

日属性(ひぞくせい)

火じゃなくて?

ヒヒイロカネ?こいつか?

マジで動揺(どうよう)している。

手が(ふる)えている。

だって、ヒヒイロカネは(まぼろし)金属(きんぞく)でどこのギルドでも製法(せいほう)を知らないし、ものが存在(そんざい)しないから加工技術(かこうぎじゅつ)なんてものもない……。

これ、錬金(れんきん)したって言っていたよな。

ああアああせる、(あせ)るがロッテ様は今いない。

ナーガ様とお友達になったらしく遊びに行っている。

おちつこう。

俺は、肺一杯(はいいっぱい)に空気を吸い込むとゆっくり()き出してから店番(みせばん)をしているロボ丸に(たず)ねる。

「ヒヒイロカネの製法(せいほう)加工方法(かこうほうほう)は知っているか?」


ロボ丸は、左上に視線(しせん)をやると一瞬(いっしゅん)動きを止めた。

製法(せいほう)は分かりますが(うん)()るものが大きく、さらに魔力(まりょく)()りないため(わたくし)では作成することができません。

加工方法(かこうほうほう)比較的(ひかくてき)鋼鉄(こうてつ)に近いものがあります。錬金術(れんきんじゅつ)操作(そうさ)できるものならば比較的(ひかくてき)容易(ようい)加工(かこう)できます。」

ラックとMPが上振(うわぶ)れしていないといけないのか、すごいなロッテ様は。


ワンコロがしっぽを()りながら

「ワンコロならできるよ!」

と言ってうんうん言いながら金属を出し始める。

ヒヒイロカネは赤色の金属なのにワンコロの錬金(れんきん)している金属は黒色をしている。

ここから赤色になりそうもない。

できた!と言ってしっぽを()りながらワンコロが見せてくれた金属はやはり黒色だ。

「ワンコロ様、そちらはアダマンタイトでございます。」

ロボ丸が悲しそうにワンコロに()げる。

ワンコロも悲しいのか耳としっぽが()れ下がっている。

「アダマンタイトは超硬質(ちょうこうしつ)の金属でこちらも(まぼろし)の金属だ。

こちらも製法(せいほう)加工方法(かこうほうほう)記録(きろく)されていない。」

俺はそういいつつワンコロの頭を()でて(なぐさ)めるが心は複雑(ふくざつ)だ。

えっ?ヒヒイロカネとアダマンタイトって存在(そんざい)していたんだ。

ロボ丸が申し訳なさそうに何かを合成(ごうせい)しだす。

「申し訳ございません。

私の検索(けんさく)した資料(しりょう)によりますと、こちらのオリハルコンしか再現(さいげん)できません。」

ん?!っん?

オリハルコンってレシピがあったの?

金色の金属がロボ丸の手の上にあった。


やばいやばいやばいやばい。


えっ?!




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ