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8-3

(かべ)の中について行こうと(おも)ったのは私だけではなかったようで、ケサラン様までもがついて行こうとしていたとわかったのは、ワンコロ様がカイ様を()かした全員(ぜんいん)(あつ)まった時のことだった。

「なんで(わる)い人を()かしているのかわかんないけれど、

最悪(さいあく)みんなお(そら)のお(ほし)さまにしてしまえばいいと(おも)うの。」

と、ワンコロ様。


(わる)いことをしたら反省(はんせい)しなきゃいけないんだよ。

おばあちゃんが言ってたもん。

私たちに(わる)いことしたら反省(はんせい)してもらえばいいんじゃないかな?」

とロッテ様。


いくら混乱(こんらん)している時だったとはいえ、大量虐殺(たいりょうぎゃくさつ)をしてしまうと残虐非道(ざんぎゃくひどう)だと歴史(れきし)悪名(あくめい)(きざ)んでしまうからという理由(りゆう)により(かべ)隔離(かくり)をしたという経緯(けいい)がありますよと(つた)えると二人は、

隔離(かくり)されているから全員(ぜんいん)(そら)のお(ほし)さまにしてしまってもいいってこと?」

隔離(かくり)されているからちょっと力加減(ちからかげん)失敗(しっぱい)してもバレないってこと?」

と聞いてくる。

よい子の(みな)さまは()かっていると(おも)いますが、たとえ隔離(かくり)されていて誰にも()つからなかったとしても人の(みち)から(はず)れたことはしてはいけないという(こと)ですと()げたらお二人とも不思議(ふしぎ)そうなお(かお)をしていた。

天道(てんとう)様が()ているという旧時代(きゅうじだい)から(つづ)日本人(にほんじん)(こころ)をお(つた)えすることはお二人には(むずか)しかったようだ。


準備(じゅんび)ができたとカイ様がリビングに(はい)ってきた。

今回こんかい転移(てんい)魔法(まほう)兄弟子(あにでし)(ところ)に行くと()げた。

転移(てんい)用の魔法陣(まほうじん)()()すと(みな)魔法陣(まほうじん)の上に()るように言った。

これは興味(きょうみ)(ぶか)い。

魔法陣(まほうじん)をこっそりコピーする。

行先(いきさき)指定(してい)する部分(ぶぶん)変更(へんこう)すればどこにでも応用(おうよう)できる(すぐ)れものの魔法陣(まほうじん)のようだ。

魔力(まりょく)(なが)すと魔法陣(まほうじん)()いた用紙(ようし)()()れてしまうので一回(かぎ)りのスクロール。

A0サイズの(かみ)命一杯(いのちいっぱい)(おお)きく正確(せいかく)(えが)かれた魔法陣(まほうじん)がうっすらと(かがや)()す。

カイ様が魔法陣(まほうじん)魔力(まりょく)(とお)(はじ)めたようだ。

(あた)りの景色(けしき)()らぎ(はじ)める。

ピカッと(あた)りが(ひか)ったかと(おも)うと(つよ)魔力(まりょく)()()されるような感覚(かんかく)がした。

(ひかり)()えて()(まえ)には(おお)きな(かべ)(ちい)さな(いえ)があった。

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