探し物ー2ー
~昼休み~
『おい、龍馬』
『なんだよ』
昼休み、他月は龍馬を呼び出した。
『お前、恋華と別れたんだってな』
『そうだけど?なに?』
龍馬がポケットに手を突っ込んで少し怒っていた。
『恋華に話聞いたけど、恋華の気持ちも聞いてあげたか?』
『恋華は俺の話に同情してた。』
『俺は他人の恋愛にとやかく言わねーけどちゃんと話し合えよ。恋華はなにも言ってないみたいだし。』
『うるせーなー!もう別れたんだよ!!いちいち報告しなくていいから…ムカつく…』
龍馬は、イライラしながら他月との会話を終わらせた。
(龍馬…なんで怒ってんだ…?)
別に怒るところじゃないだろと他月は思った。
〜その頃恋華は…〜
『うるさい!黙れよ!こんくらい我慢しろ!』
『痛い…やめて…』
恋華は体育館倉庫でいじめグループに木刀で叩かれたり蹴られていた。
恋華の体は限界を迎えていた。
『うっ…』
『このまま死んじゃえばいいんじゃねーのー?』
『刃物持ってるやつもいないし…あ…いいこと思いついた…』
ある1人の女の子がロープを持ってきた。
『首絞め大作戦ー!』
『ふー!楽しそうじゃん!』
『ルールは簡単!この子の首に死ぬまでロープを絞める!』
『いいね!』
『嫌…だ…』
『うるせーよ!黙って大人しくしろよ!』
恋華の胸グラを掴んでロープで首を巻いた。
『でっかい声出しちゃダメだからね?…せーっの!』
『うっ…!うあっ……!!やめ…』
恋華は、気を失いそうになった。
『おい!やめろよ!』
倉庫の扉を見ると優也と他月と真姫と柚がいた。
『うわっ…変なタイミングで来やがって…』
いじめグループの人が恋華の首のロープの力を抜いた。
恋華はその場で倒れた。




