幽霊
『おお!杏ちゃん、安藤くんと付き合ったんだ!』
安藤くんと柴崎は、手を繋いで二人に話していた。
『うん。最初は隼人くんに興味なかったけど、外見も中身も少しずつ変わってきてて素敵だなって思って...』
『安藤、柴崎のこと幸せにしてやれよ。お互い頑張ろうな。』
『うん。ありがとう。』
『デートとか行くのか?』
『うん!今週の土曜日、遊園地行くの!』
『ふーん。楽しんでこいよ!』
龍馬がニコッと笑って言った。
『...龍馬』
『ん?』
『え?』
『...今、俺の名前呼ばなかった?』
龍馬の耳元で恋華が龍馬の声を言う声が聞こえた。
『呼んでないよ?』
『そ、そうか...』
~5時間目~
『寂しいよ...』
『え?』
『...?』
また、耳元で恋華の声が聞こえた。
『な、なにも言ってないよな...』
『どうしたの?なにも言ってないけど...』
『...ご、ごめん』
~昼休み~
『なぁ、さっきから恋華の声が聞こえるんだよ...』
『なにそれ(笑)』
5人に相談した。
『「寂しいよ...」とか「龍馬...」とか...。』
『こわっ!私の声って...なんで(笑)似てるだけじゃないの?』
恋華がウインナーを食べながら言った。
『完璧、恋華の声だった。』
『なんだろうね。龍馬、疲れてるんじゃない?大会とか...』
『そ、そうかな...』
怖いものは、苦手じゃないがさすがに体験してみると怖い。
『...私、ずっと一緒にいてあげるよ』
恋華が優しく笑った。
『ありがとう。』
『まぁ、心配だったら、占ってもらったりしたほうがいいかも』
『わかった。』




