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恋友の愛  作者: 桜音
49/80

気持ちⅠ

ドンドンッ!


『ん....うるせーなー....』

朝の5時。

まだ空は薄暗かった。


部活まで2時間ある。学校が目の前だから早めに出る必要はない。

『はーい....』

『りゅーうま♡』

玄関を開けると、女性が飛びついて龍馬に抱きついてきた。


『え、え!?な、なんですか!?........あ!』

『龍馬ー。忘れちゃったのー?心咲(みさき)だよぉ?龍馬のか・の・じょ♡』

心咲は、中学校一緒のクラスだった人。告白されて断ったが彼女は諦めるどころか、彼女だと自分で確信している。

『は?お前の告白の俺の返事はNOだったの覚えてるか?』

『えー?なにそれー?NOでもYesでもカップルに違いはないんだよぉ?』

『....てか、なんでここにいんだよ!』

『私もこっちに転校してきたの♡』

『な、なんで....』

『お父さんの都合だよ♡』

『帰ってくんね?俺、部活なんだ。』

『じゃあ、お弁当作るね♡』


『龍馬ー!おは....よう?』

右の通路を見ると恋華がお弁当箱を持ってきていた。


『れ、恋華!おはよう!』

『だれ?この女。』

『え?』

『おい、心咲!何言ってんだよ!』

『あんた、龍馬によう?私の彼氏なんですけど?』

(このまんまじゃ、恋華が怒っちゃう)

『ちょ、お前何言っての!?』

龍馬は、心咲を押して恋華の方に向かった。

『龍馬♡私の告白にOKしてくれたよね?♡』

『ふざけんな。お前の告白は断っただろ?』


『....話してるところ悪いけど、私別にようはないから。』

恋華は鋭い目つきに変わっていた。


『あっそ。じゃ、帰ってくれる?』

『心咲!何言ってんだよ!お前が帰れよ!』

恋華は無言でお弁当箱を抱いて帰っていった。


『恋華!』

『帰った帰った。私、お弁当ここに置いておくから食べてね♡』

『おい待てよ。』

『どーしたの?』

『どーしたの?じゃねーよ。お前なんだよ。お前と付き合う気ないって言ってんじゃん。まとわりついてくるなよ。ストーカー』

『なんで、そんなこと言うのー?お口チャックだよ♡』

『うっせーんだよっ!!』

龍馬は、今までにない怒りをはいた。


『帰れ。』

『わかったー。じゃーねん♡』

心咲は、エレベーターに乗って下がっていった。


『はぁ....』

(俺が浮気したみたいになってんじゃんか。)


携帯を開いて、恋華にLINEした。


『なぁ、恋華怒ってる?』

すぐ既読がついた。


『べつに?』

『俺、浮気とかしてないから。あいつが勝手に付き合ってるって決めつけてるだけだから。』

『もういいよ?』

(怒ってんじゃん....)

『ごめん。おれ、部活だから。』

『うん。部活頑張ってね』


会話は、それだけ。


『先に学校行っておこー。』


〜学校に着いて、グループ練習の時〜


『龍馬ー♡』


サッカー場の柵の外から龍馬の名前を呼ぶ心咲がいた。


『ちっ....』

『お前、浮気してんの!?』

『うっせーよ!!』

『ご、ごめん....』

(なんでいんだよ....。気持ち悪いな....)


部活が終わって家に帰った。

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