↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋友の愛  作者: 桜音
PR
48/80

文化祭 〜ろく〜(最終話)

二日目の文化祭のお昼。


『俺、リハーサルだから。じゃーな』

他月が教室から走って、体育館に向かった。


『ねーねー。僕お腹空いてないんだけど....お昼ご飯どうしようかな....』

『無理しなくていいと思うよ?お腹空いたら食べれば大丈夫!』

『そっか。ありがと。』

『てことで、優也の分のお昼ご飯食べたいから、お昼ご飯分のマネープリーズ』

『やめなさい。』

『ごめんなさい、柚様』

『僕は別にいいよ?その分だけなら、OKだし!でも、お腹壊さないようにね。』

『え、いいの!?じゃあ、お言葉に甘えて....』

優也は、お財布を取り出して500円をくれた。


『よし!買いに行くぞぉぉぉぉ!!』

恋華は、教室から走って校庭に向かった。


〜数分後....〜

『うわぁぁぁぁ!ライブが30分からなんて知らなかったしいいいいいいいい!』

『と、とにかく早く行くぞ!』

『55分からじゃなかったのおおおお!?』

まさかの他月が所属するバンド部の部活が1時半からなんて聞いていなかった。


『55分って、3年生のマジックショーじゃん!』

『なんだそれえええええ!』


ガチャッ!


『それでは、聞いてください』

丁度始まるところだった。


『セ、セーフ....』

だが、前の列はバンド部のファンでいっぱいだった。

柚も携帯のカメラで他月をズームして撮っていた。

『彼氏だもんね。』

『な、なに!?違う!これは、他月に送ってほしいからって言われて撮ってるだけであって、保存したいとかじゃなくて....』

(かわいい....)

恋華と真姫は思った。


『しかし他月ファン多いな....。』



『他月くぅん♡かっこいいよぉ♡』

『他月くんかっこいい♡大好きいいい♡』

『きゃぁぁ♡他月くんがこっち見たよ♡シャッターチャンス逃しちゃったー♡』


確かに、他月はかっこいいかもしれない。

いつもはあんなにバカらしいことしてるけど、部活&柚一筋の他月は部活だけかっこよかった。

汗を流しながら、ドラムの面を叩いている。


『聴いてくれてありがとう。それじゃ、人気者の下坂くんに一言もらおうか(笑)』

ボーカルの人が、ドラムの調節をしている他月に顔を向けた。


『え、俺っすか?(笑)』

『きゃぁぁぁぁ♡♡かっこいいい♡』

女子の歓声はすごかった。ゴキブリを見た時と同じ声量の叫びであった。


『あ、えっと。ドラム担当の2年の下坂他月です。』

『きゃぁぁぁぁ♡♡』

自己紹介をしただけで悲鳴のような声をあげていた。


『そうだなぁ....えっと。みなさん、今日は来てくれてありがとうございます。僕はドラム担当だからそんなに目立たないど後ろでリズムを取って頑張っているので、よかったら気にしてみてください!それでは、楽しんでいってくださいね!』

『きゃぁぁぁぁ♡』


『まて、他月を見に女子が来ているんじゃないのか....』

女子と男子の割合は8:2くらいである。


『他月くんありがとう!それでは続いての曲、聴いてください....』


そして、ライブが終わって、お化け屋敷に戻った。



〜5時〜


『みんな、文化祭お疲れ様!お化け屋敷は、上手くいったと思います!来年は、違うクラスで文化祭を作りあげることになってしまうけど、頑張りましょう!家に帰って、ゆっくり休みましょう!では、さよならー!』


『はぁ。疲れたなー』

恋華たちは、校門の前で立ち止まって喋っていた。

『それなー。てか、明日振替休日だよな!遊べる人ー!』


『龍馬、部活だす』

『恋華ちゃん、バイト&部活だすん』

『優也くんはバイトだすー』

『真姫さん、塾だすよー』

『柚も塾&バイトだす』

『他月くんもバイトだす(笑)』


『なんだ、お前バイトかよ(笑)遊ぼとか言うなし(笑)』

『だって、めんどいんだもーん。フロントとか同じことしか聞かないし。フロントの曲も同じのしか流れないしー』

『なんだそれー(笑)』


『あ、私、これからバイトだから帰るね(❁´ω`❁)』

真姫が少しジャンプしてふわふわしているボブスタイルの髪をふわっとさせて、手を振って行ってしまった。


『あ、真姫ばいばーい!』

『じゃーな!』

『僕達も帰る?』

『だねー。疲れちゃっしー。』

『俺、これからドラム教室だった....めんどー』

『今も行ってんの?』

『高校卒業するまでやりなさいって(笑)別にバンド組みたいわけじゃないし。』

『他月って将来の夢なに?(笑)前から気になってたけど』

『うーん....。学校の先生かな....』

『は!?嘘だろ!?お前が!?冗談だよな!?』

『ほんとだけど?(笑)』

『でも、他月頭いいし、なれるかもね。ギャップがあれだけど』

恋華がクスッとして言った。


『俺、こう見えて子供とか好きだし。俺が小学生の時は、そんな楽しくなかったから。今の子供には楽しんでもらいたいなって』

『他月にしては、いい夢じゃん。』

柚が優しく笑って言った。


『だろ?(笑)真面目なこと言ったと思わね!?俺にしては!』

『まーね(笑)』

『てか、早く帰ろーぜ!』

『だねー』


『じゃ、ばいばーい』

『じーねー』

『じゃーなー』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。