新しい仲間
ぎゅるるる…
『うぅ…お腹空いた…』
『恋華、しーっ』
始業式、席の前には柚が座っている。
朝なんにも食べてないから。。。
始業式、終了後
『恋華さー、ご飯食べなかったの?』
『だって…遅刻したかと思ったから…』
『バーカ、ちゃんと食べてこいよ』
『うぅ…はーい』
『ていうか、れんちゃんの隣、空席だね』
『うっわぁぁぁ…1人…』
『大丈夫。私たちが話してあげるから』
席は、
私は窓側の1番後ろ。
その前に柚。
その隣に他月。
私の隣の通路挟んで隣が真姫。
その隣が優也だった。
『では、転校生を発表するぞー』
『あー私の隣の人だぁ』
『入っていいぞー』
ガラガラ
そこには、身長が高くて制服を着崩し、冷静な感じで教室に入ってきた。
クラスは、『超イケメンじゃん!』とか『やばぃカッコイイ♡』
と歓声が上がっていた
『では、簡単に自己紹介よろしく』
『どうも。加藤龍馬です』
『はぁぁぁぁぁぁぁ!?』
あまりの驚きに大きな声を出してしまった。
『恋華…どうした?』
柚が問いかける。
『塩谷どうした。』
先生も問いかける。
その途端、転校生の子が
はっとして、私を凝視した。
『いえ…なんでもないです…』
もしかして…
いろいろな思い出がよみがえる。
あ!…
『龍馬だ…』
『は?』
聴こえないくらい小さい声で言ったつもりなのに他月の耳に届いていた。
気づいた時には、龍馬は隣にいた。
周りからは『塩谷さんずるーい』『塩谷さんいーなー』という声が上がった。
『もしかして…恋華?』
『そうだよ…』
『俺のこと気づいた?』
『気づいてたわ』
HRが終わり、みんなは帰っていった。
『幼馴染み!?』
みんながびっくりしたように聞く。
『うん。小6の時、私いじめられてて龍馬に助けてもらってたの。それから友達になって、春休みに龍馬が転校するってなって今、再会したって感じ。』
『へー!そーなんだぁ(❁´ω`❁)』
『あ!そーだ、龍馬…だっけ?これから、このイツメンの1員として仲良くしないか?』
他月が手を差し出す。
『おう!よろしく!』
『わー、フレンドリーだなぁ』
柚が龍馬を見つめる。
『あ、龍馬。みんなのこと紹介してあげる。』
私は、みんなのことを紹介した。
『あ、龍馬。ちょっと来て』
他月が龍馬を廊下に呼んだ。
『あのさ、その…小学生の時にさ恋華のこと好きだった?』
『…うん、まぁ』
『あ!そっそっか!じゃあ、恋華の彼氏になってよ!』
『え…』
『このイツメンで彼氏がいないの、恋華だけなんだ。だから龍馬と恋華だったらいい感じのカップルになれるんじゃないかなぁって!』
『…恋華は、俺のこと好きなのかな…』
『大丈夫。確かにあいつは、いろんな奴にコクられてる。なんにせ、校内の3代美女の1人だからな』
『3代美女ってなに?』
『あー、あのイツメンの女子全員3代美女だぜ』
『え?』
『だから、恋華。柚。真姫は、3代美女なんだって!ちなみに、俺、優也は2代イケメン。さっき、女子が喋ってたけどお前もイケメンだから3代イケメンの仲間入りだな!』
『おれ、イケメンじゃねーぞ?』
『今日1日でお前の評判すっげーいいぞ』
『そうなんだ…』
『てことで、恋華と仲良くしろよ!』
龍馬は、心臓が痛かった。




