浮気⑶
つぎの日....
このために、真姫は部活を休んでくれた。
『じゃあ、私後で入るから最初入って!』
『う、うん!』
この作戦は、真姫と仲良く接していたら怪しまれるため、真姫もいじめる側のふりをする。
教室に入ると、やはり陰口の始まりだ。
(これは、作戦だ....)
イスの座るところに、画鋲がたくさん置かれていた。
画鋲入れに画鋲を入れて座った。
机の中は特になにも入っていなかった。
『おはようございます』
真姫が教室に入ってきた。
『花野さん!きて!』
真姫は、他の子に呼ばれて陰口をしていた。でも、携帯をいじっている。
ぴろりん♪
私の携帯が鳴って、開いてみる。
『陰口言うけど嘘だからね☆笑』
ほっとする、一言だった。
キーンコーンカーンコーン♪
部活から帰ってきた人が続々と入る。
みんな、私を睨みつけた。
『真姫ー!おはよー!』
柚が真姫にあいさつをする。
『おはよう』
私は、いないかのようなふりをされた。
男子軍もきたけど、私に話しかけることはなかった。
誰ともしゃべらないまま、HRが終わりみんな帰っていった。
『塩谷ー』
デマを流した男子に呼ばれる。
私は、真姫に合図をした。
真姫も出ていくふりをして、教室の前の廊下にスタンバイをしていた。
『お前、今日誰とも喋ってなかったなw笑えるw』
『ねぇ、なんであんな嘘言ったの?』
『女子に命令されたんだよ(笑)』
『なんて?』
『塩谷さんと加藤くんを離れさせてって(笑)』
『なにそれ....』
『女子が嫉妬したんだよ。あ、ちなみに写真は、お前にそっくりな女子を探してそのそっくりな女子と他の男子が一緒に歩いてるところを写真で撮ったんだ。あ、誰にも言うなよ?』
『わかった。誰にも言わない。』
ぴろりん♪
私の携帯が鳴った。真姫からだ。
これももちろん作戦だ。
『話終わった?』
『うん』
『じゃあ、先帰るね!』
『わかった。』
『気をつけて帰ってね!じゃあね!』
これで、私と真姫の話が終わった。
『誰から?』
『お父さん』
『あっそ』
『ごめん、帰っていい?バイトあるから』
『しょうがねーなー。』
『じゃ、』
この場を逃げて家に帰った。
真姫からLINEがきた。
ムービーが送られてきて、聞いた。
『おお!バッチリじゃん!ありがと!』
『ううん!これ、明日私がみんなに見せるね!れんちゃんは、普通にしてればいいから!』
『わかった!ありがとー!』
『じゃーね!』
少し不安もあったが、嬉しい気持ちもあった。
ー続くー




