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恋友の愛  作者: 桜音
18/80

浮気⑵

いつの間にか時間が経ち、夕方になった。


先生から電話が殺到し、手がつけられないレベルだった。

『話したって、わかってくれないよ』


誰も信じられなくなってきた。


ピーンポーン♪


外からインターホンが鳴った。

『え?だれ?』

宅配便かな....?2階の窓から外を見た。


『ま、真姫?』

両手で紙袋を持って玄関の外にいた。

いつもなら歓迎して楽しく話すのに、今は恐怖になっていた。


『どんなこと言われるんだろう....。いじめにきたのかな....』


あの紙袋の中に、私を騙す何かが入ってるのかな....

でも、気になった。


心臓が痛かったけど、玄関に向かってドアを開けた。


『れ、れんちゃん!』

真姫は、私を抱きしめてくれた。


『ま、真姫!?』

嬉しかった。朝のできごとが嘘かのようにずっと抱きしめてくれた。


『れんちゃん、浮気なんてしてないよね!?』

真姫は、少し涙目になりながら私に聞いた。


『浮気してないよ!』

真剣に私は、訴えた。


『だよね....私、れんちゃんのこと信じてた!』

真姫は、笑って言った。


『詳しいこと聞かせてよ!ケーキ買ってきたから食べよ!』

紙袋を私に見せた。


その中には、私の大好きなイチゴタルトが入っていた。


『ありがとうぅ....』

私は、泣いた。


〜私の部屋〜

『あれ?そういえば、みんなは?』

真姫だけ来て、みんなはいなかった。


『実はね....みんな、れんちゃんが浮気したって信じちゃって.....』

『え....』

ショックだった。

『でも、私はれんちゃんのこと大好き!あんなの、デマだよね!れんちゃん、龍馬くんのこと好きだもんね!』

『でももう....私の彼氏じゃないよ...』

『じゃあ、取り戻そうよ!』

『え?』

『また、みんなで仲良くいろんな所行きたいもん!私、協力する!後輩ちゃんにも頼んで仲直りしよ!』

『真姫....』

こんな嬉しいこと言う友達は初めてだった。それほどあのメンバーが好きなんだってすごいわかる....


『がんばろ!よーっし!作戦会議だー!』

『うん!』










それて、一つの作戦が使われることになった。


『これだ!』


その方法は、学校に行ってみんなに色々言われて、私とデマを流した男子と1体1になり、私が『私、なにもしてないじゃん!』と言い、1体1になったその時、男子が本当のことを言う。

それを真姫が陰で携帯のムービーにして録る。

という、けっこうシンプルなやり方だ。


『それじゃ、明日やろっ!』

『でも、後輩ちゃん、使わなかったね(笑)』

『だね(笑)私達だけでがんばろー!』

『でも....明日学校行くの怖いな....』

『大丈夫!私が助ける!絶対に!友達だもん!』

『あ、ありがとう....』


ー続くー

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