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【漫画連載決定】Reason for tears  作者:
past and future
48/50

48話 父と子


ミナは手にオーラを宿しとツカサは目にオーラ宿した。


そして踏み込んだ。


星咲シンヤは微動だにしなかった。


「ふっ。いい動きだな。」


「くらえ!!」


『ディヴァインバースト!』


『シャイニングサン!』


2人は攻撃をしたが、星崎シンヤは両手で受け止めた。


「なんだと?!効かない?!」


「いいや、いい攻撃だ。俺が以上に強いってだけの話だ。」


2人を投げ飛ばし攻撃を繰り出した。


「どうした?その程度か?」


倒れては立ち上がりを繰り返していた。


攻撃するも反撃を食らいボロボロになっていった。


「くっ…!強いな。」


「それにあの光…ティナとまったく似ている…。能力も…。」


「血を引き継いでるだけのことはあるな。だがそれは俺たちも同じだ。もう1度2つの力を合わせればいけるはずだ。」


「…。」


「オーラを一点に集中させる…!」


「そして意思を1つに!絶対に勝つんだという意思を!」


ミナとツカサのオーラが共鳴した。


ディヴァインアイズ(神の目)…!!』


「そしてすべて拳に!」


ゴッドネスブロウ(女神の一撃)!』


「いくぞっ!」


2人は同じタイミングで踏み込んだ。


「見せてみろ2人の覚悟を!!」


ミナとツカサの拳が星咲シンヤの顔を貫いた。


「うおおおお!!」


当たったと同時に一瞬光り爆音と共に吹き飛んでいった。


「はぁ…はぁ…どうだ?」


それでまだ立ち上がろうとした。


「今のは効いたぞ…。」


「そうか…。こっちはすべてをぶつけたっていうのに…。効いただけとはな…。」


「覚悟を持って挑んでるやつはそう簡単には倒せない。今のお前たちにはそれがわかっているはずだ。」


「くっ…。」


一方その頃、レイナたちもまた戦っていた。


「くっ!炎がまったくもって効かん…!」


「よくその程度で『インフェルノ』と名乗っていたな。もっと手応えがあると思ったが思い違いのようだ。」


「お姉さん。だってさ。」


「ここまで力の差を感じさせられるとはな。だが私たちもまだやったことがないこともあるはずだ。」


「あれをやるの?」


「ここぞって時があるとしたら間違いなく今だ。それにこれ以外に今出来る策は他にない。」


「そうだね。だったらやってみよっか。」


レイナとルナの体が炎に包まれた。


「すべてのオーラを放出させ炎に変える…。」


「さっきとは違いな炎になったぞ…!」


「これが『インフェルノ』…まだそんなものを隠し持っていたか!」


「ルナ長くは持たない。一気に決めるぞ。」


「おっけー。」


南雲がオーラを放った。


「小賢しい真似を!」


南雲はレイナに攻撃を仕掛けた。


だがすかさずルナが不意を取り蹴とばした。


「なに?!いつの間に背後に!」


「どこ見ている?!私から目をそらすな!」


「なに?!」


顔に強烈な一撃を放った。


『イグニッション!』


その瞬間、南雲に火がついた。


「ぐああ!!火が!」


東条が加勢に入った。


「こいつ!!」


「お前の相手は俺だ。」


『ロックバースト!』


ダイキの右拳が東条の顔を吹き飛ばした。


「ぐぁ!!」


「ダイキ…!」


「らしくねぇな!ちゃんと周りは見るもんだぜ。」


「そうだな。以後気を付ける。」


「じゃあ俺はこいつをやるかな。」


吉沢はリクの前に立ちはだかった。


「くっ!!」


「どうした?オーラを出してみろ。っていうより出せないのか。よくまぁここまで生き残ってこれたものだ。」


「うるさいっ!!」


リクは飛び掛かった。


そして吉沢はオーラを放ちリクの顔に深く拳を入れた。


「うっ!!」


「ほぉオーラを纏ってないのによく堪えたな。やるじゃねえか。」



「やべぇたった一発でこのダメージ…これがオーラを使うやつの攻撃なのか…やばい殺される…。」


するとリクは頭の中に声が聞こえてきたのを感じた。


(リク…リク…)


(誰だ…この声は…)


(お前は強い。やれるはず。自分を信じろ。私はお前と一緒だ。一緒に戦うんだ。)


(この声は…!!リーダー!)


(目覚めろ!リク!!そしてティナの助けになれ!)


(お前ならできる。俺たちがついているから。『フェニックス』を頼むぞ。リク!)


(この声はケンタ…さん?会ったことも喋ったこともないけどわかる…。そうか。2人の意思がこの腕章に…。)


リクは叫んだ!


「うおおおおおおおおお!!!」


「な、なんだこいつは一体!」


リクの体からオーラが放出した。


「まずい…!何かされる前に止めなくては!あれはまずい気がする!」


東条はリクに攻撃を仕掛けた。


するとリクの顔付が前とまったく異なっていた。何かを乗り越えた顔だった。


両手に炎を纏った。そして左右に手を広げそして左手を前に突き出した。


「くらええええ!!俺の能力を!」


『ザ・フェニックス!』


炎で作られた鳥がリクの手から現れた。


そしてそのまま東条に向かって突っ込んだ。


「なんだこれは!!しまった!避けられない!」


東条の体にぶち当たり燃えながら吹き飛んだ。


「まさか不死鳥を作り出すとは…。」


「はぁ…はぁ…やったぞリーダー。出来たよ俺も。」


「よしこれで3人全員倒したな。早くティナたちに追いつくぞ。」


「ああ。」


ダイキはリクの肩に手を置いた。


「お前は立派な『フェニックス』のリーダーだ。ジュリに負けないぐらいのな。だから自分を信じて全力で戦え。」


「ああ。もちろんだ。もう前の俺ではない。この力を『tears』のために振るう。」


「ふっ期待してるぜ。よしいくぞ!」


みんなは頷き官僚の中へと走った。


そしてティナたちは


そしてティナも前に出た。


「それじゃあ3人の力だったら…?」


ティナは光を放った。


「もう1度やるよ。」


「ティナ…。」


「ティナ…!」


2人は頷いた。


「やるからには確実に仕留める。それが父親であっても。」


「日記を見たんだな。」


「ええ。だから約束を果たす。終わりだ。お父さん。」


「ふっ。2人がユイナと重なって見えるな。」


「お母さん?!お母さんはどこなの?」


「何処かで生きているとだけ言っておこう。だがこの国には既にいない。」


「逃げしたんだな。こうなることがわかっていて国外に。」


「どう思うがもう関係のない話だ。俺はこの国と共にすると決めたからな。」


「そっか。だったらもう迷いはない。お母さんが生きているってことがわかっただけでも安心した。」


「さぁ来い。最後に見せてみろ。政府を倒すことが出来る程の力があるのかを!」


「言われなくたってやってやる。」


3人のオーラが共鳴した。


『三位一体の絆。』


「これで終わりだ!」


3人の拳が星咲シンヤに直撃した。


「…。」


星崎シンヤは崩れ落ちた。


この時レイナたちも合流した。


「既に始まっていたか!」


遠く見ると死んでいる五十嵐と倒れている星崎シンヤを見た。


「あれは…五十嵐…?五十嵐を倒したのか…!所であの男は誰だ…?」


「あれはティナとミナの父親だ。たった今まで父親と戦ってたんだ。」


「なんてことだ…。」


ルナはティナに近づこうとした。


その瞬間セイジが腕を伸ばし止めた。


「今はやめておけ。もうそれほど長くないだろう。今は親子の時間を過ごさせてやろう。」


「ティナ…。」


「見事だ…。俺の可愛い娘たち…。」


「お父さん…」


「さっきの話は本当なんだな?須藤が父さんを殺したというのは。」


「ああ。間違いない。奴は分身を作ることも出来る。」


「何だって…。そこまで出来るのか奴は…。」


「それがリベラティオによるものなのか須藤が身に付けた能力なのかはわからない。」


「それでリベラティオは須藤の手の中にあるんだよね?」


「そうだ。それからもう1つもし奴を追い詰めたとしても油断はするな…。俺の能力…誰かを操る能力を既に須藤も身に付けている。最後の最後まで気を抜くな。」


「やはりあいつはすべての力を集めていたというわけか。まずいな。」


「時間がない。リベラティオが大きく動き始めている。このままでは奴の力が完全に目覚めてしまうだろう。」


「これだけ聞かせて。なんで私たちの戦いの時に操らなかったの?それを使えば勝てたかもしれない。」


「もう過ちを繰り返したくないからだ。それに俺はお前たちに勝とうなんて最初から思っていない。倒されることを望んでいたからな。だから使わなかった。」


「そっか。ちゃんと最後は本当のお父さんでよかったよ。あの手紙を読んでいなかったら私はお父さんを許せなかったと思う。でも今はそんなことない。許すよ。」


「ああ。これで俺も開放されるんだな。ありがとう。ティナ…ミナ…最後に顔を見せてくれ。」


ティナとミナは星咲シンヤの前に立った。


「ごめんな。辛い思いばかりさせてしまって。」


「ううん。もう大丈夫だよお父さん。私はもう1人じゃないから。」


「そうか。それなら安心だ。2人で力を合わせて突き進め。明るい未来に…!」


「うん。」


「じゃあな。俺の愛しい娘たちよ…。」


星崎シンヤは微笑んだ後そっと息を引き取った。


数分近くみんなは目をつむり沈黙になった。


ミナが手を握ってきた。


「ようやく終わるんだね。」


「うん。ようやくだ。それから…ミナ。」


「なに?」


「絶対守るから。あのとき言っていたような未来には絶対にしないから。」


「うん。ありがとう。ティナ。」


「よしいこうみんな。最後の戦いだ。」

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