第0話:ドリルは淑女の嗜みですわ。――※違います
※本作は一部AI補助を使用しています。詳しくは【活動報告】にて。
世間では『悪役令嬢』と呼ばれている私。
もっとも、それは見た目だけの話。
中身は、どこにでもいる子爵家の令嬢。
……そして、『国家一級魔導具師』の肩書きを持つ技術者でもある。
そんな私の平穏な日常は、ある日突然、崩壊した。
「私のストレートのツインテールが、強制的に上書きされてしまいましたわあああ!!」
金髪縦ロール。いわゆる“ドリルヘア”。
巷で言う『テンプレ悪役令嬢』の外装が、家宝の魔導具の暴走によって不本意ながら完成してしまった瞬間だった。
「……最悪ですわ」
しかもこのドリル、ただの魔導具ではない。
『回せ!!回転数を上げろ!!情熱とロマンで、穿つのだ――!!』
「っ、うるさいですわよ、何代目かのご先祖様っ!!」
ドリル内部から、なぜか先祖の音声が響く。明らかに設計段階で何かを間違えている不具合。
そんなドリルを手に、私は調査団を率いて未知の遺跡へ向かうことになっていた。
――ただし。
この調査団には、ひとつ問題がある。
「歩く災害テロはおやめなさい!!」
「執事が爆弾で道を開拓しないでくださいまし!!」
「またお母様に予算を削られますわ!!」
お母様がつけた護衛たちは、全員が癖の強い変人揃いだった。
「……けれども、私は挫けませんわ!!」
淑女の矜持。そして技術者としての美学。
【無駄なコストは削減し、ロマンは捨てない】
それを胸に、私は工具を手にする。
「こんなもの、叩けば直りますのよ!!」
勢いのまま、魔導具のハンマーで叩く。
しかし、叩いても直らない。
ならば、私は、代わりに自分の家宝《掘削ドリル》を握りしめる。
そして――。
「いいですわね。不具合は叩けば直る。直らなければ――ドリルで穿つのみですわ!!」
――これは、そんな物語。
私の挑戦は、今ここから始まる。
【活動報告 / 後書き用】
定期更新:水・金 18時
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※本作は作者の妄想・パッション・ロマンで構築されています。
多少のご都合主義は、技術屋の愛嬌としてご理解いただけますと幸いです。




