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私、人生迷ったら世界最強魔導士になりました。  作者: 工藤 零
第一章 『自分探しの旅』
22/102

22『地下の街』


日がちょうど真上を通った頃、地下の街に到着し、私達は宿を借りた。


「ねえ、これからどうする?」


私の質問に対して、どうやら2人は予め考えていたらしい。

ルイが威勢よく手を挙げる。


「ルイ、クエストに行きたいの!」


クエストか、行ってみたいと思ったものの、ラリアンが止めに入った。


「待て待て。ナツメが服を買いに行きたいと言っていたのを忘れたのか?」


「あ、そうだったの。忘れてたの」


私も、すっかり忘れていた。

だが、行きたい気持ちは変わらない。


「ごめんね。クエストにはまた後で行こ」







というわけで、地下の街で服を買うことになった。

現在は、一番店の数が多いらしい1層にて服を探している。


「ルイ、これがいいー」


「私はこれかな」


「じゃ、私はこれ」


とそれぞれ服を選び、試着し始めた。

ルイは前と同じ様な白い無地のワンピースに、ユニコーンの様な生物が刺しゅうされた青いリボンが施された麦わら帽。

それにより、ルイの角は隠れて見えなくなっている。

正直言って、めっちゃ可愛い。


ラリアンは、深い黒髪に合った、黒と紫中心のコーデ。

色んな刺繍が入った魔女帽、紫っぽい黒のマントに同じ色のロングワンピースそれにベルトが付いている。

いかにも大人のお姉さんだ。


私もテーマは黒で、星が所々飾られている物が多いのが印象的だと思う。

基本はラリアンに似た感じだが、魔女帽の先には大きい星。

マントはボタンの代わりに星。

Tシャツに短パンでどちらも星のデザインがどこかに入っている。どう使えばいいのかよく分からないが 、便利そうなので杖も買ってみた。


全ての服に置いてステータスアップの能力がついていて、出費は芳しくないが、流石に服を変えたい思いの方が強いので、このくらい、と我慢する。


私が星でまとめた理由は特になく、ただ可愛いと言うだけで買ってしまった。

まとまりがあるようにはなったと思う。


「次はどうする?私はもうないから、ルイ御所望のクエストにでも行く?」


「私はそれでいいぞ。強化した杖の強度も試したいしな」


ラリアンが、私の初めて見る杖を撫でている。

一度も使っているのを見たことがないのだが、私の知らない時から、ずっと昔にこれを使っていたのだろう。

何故今更出したのかは分からないし、別に知る必要もないと思ったので何も言わないでおく。


「じゃあ、行くの!」


私が少し物思いにふけっている時に、ルイは機嫌よく店を出た。

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