**東京条約時代の米国戦艦 ──「両洋艦隊の完成形」かつ「戦艦時代の終着点」**
米国は東京条約で 比率5 を獲得し、 四国中最大の海軍力を正式に認められ
ます。
その比率に見合うだけの巨大戦艦戦力を、 米国は1940年代後半〜1950年に
かけてほぼ完成させています。
以下、艦型ごとに「役割」「条約上の位置づけ」「世界線での意味」を整理
します。
**1. ノースカロライナ級(2隻)
──
“新世代高速戦艦の始まり”**
ノースカロライナ
ワシントン
■ 位置づけ
1930年代末の新世代高速戦艦
27ノット級
16インチ砲搭載
太平洋戦線を想定した設計
■ 世界線での意味
米国高速戦艦思想の出発点。
**2. サウスダコタ級(4隻)
──
“量産型高速戦艦”**
サウスダコタ
インディアナ
マサチューセッツ
アラバマ
■ 位置づけ
ノースカロライナ級の改良型
16インチ砲+強力な装甲
量産性が高い
■ 世界線での意味
米国の“量の海軍”を象徴する主力級。
**3. アイオワ級(6隻)
──
“米国高速戦艦の完成形”**
アイオワ
ニュージャージー
ミズーリ
ウィスコンシン
イリノイ(完成扱い)
ケンタッキー(完成扱い)
■ 位置づけ
33ノット級の高速戦艦
世界最速級
16インチ砲9門
対空火力・レーダー能力が極めて高い
■ 世界線での意味
米国海軍の象徴であり、東京条約の“基準艦”
。
**4. モンタナ級(4隻)
──
“超大和型に対抗する重量級戦艦”**
モンタナ
オハイオ
メイン
ニューハンプシャー
■ 位置づけ
70,000t級の巨大戦艦
16インチ砲12門
装甲はアイオワ級を大幅に上回る
速力は28ノット級
■ 世界線での意味
日本のA-150級(紀伊・尾張)に対抗するための“質の回答”
。
**5. ヴァージニア級(2隻・46cm砲)
──
“戦艦時代の最終世代”**
ヴァージニア
ルイジアナ
■ 位置づけ
46cm砲(18インチ)搭載
70,000t級
モンタナ級の改良型
1950年頃に完成
■ 世界線での意味
米国が戦艦時代の終焉に放った“最後の巨大戦艦”
。
**6. アラスカ級(2隻)
──
“高速戦艦キラー”として必須の存在**
アラスカ
グアム
■ 位置づけ
30.5cm砲
34,000t級
33ノット級
“大型巡洋艦”だが東京条約では戦艦扱い
■ 世界線での意味
日本の超甲巡(高千穂型)やドイツの高速巡洋戦艦への対抗。
東京条約時代の米国戦艦戦力の総括
米国は 計20隻 の主力艦を保持し、 その内訳は以下のように整理される。
世代|艦型|隻数|役割
初期高速戦艦|ノースカロライナ級|2|新世代の始まり
中期高速戦艦|サウスダコタ級|4|量産型主力
完成形高速戦艦|アイオワ級|6|米海軍の象徴
重戦艦|モンタナ級|4|日本A-150対抗
最終世代|ヴァージニア級|2|46cm砲搭載の最終戦艦
高速戦艦キラー|アラスカ級|2|高速巡洋戦艦対抗
合計:20隻(四国最大・比率5に完全一致)
この米国戦艦体系が意味するもの
米国は“量の海軍”として圧倒的
日本のA-150級・超々大和級に対抗するためにモンタナ級・
ヴァージニア級を建造
ドイツの高速艦に対抗するためにアラスカ級を維持
両洋艦隊が史実以上に完成
東京条約は“既存艦の凍結”として成立
つまり、 1951年東京条約は、米国の巨大戦艦戦力を“これ以上増やさない”
ための枠組み として機能する。




