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平和の海  作者: circlebridge
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31/90

**東京条約時代の英国戦艦 ──「伝統の海軍」を守るための“象徴艦隊”**

英国は東京条約で 比率3 を獲得。 米国(5)、日本(4)に次ぐ第三位の海

軍大国としての地位を維持します。

しかし、英国は1947年の原爆被害で財政が崩壊しており、 “質の維持”より

“伝統の維持”が優先される。

その結果、英国戦艦戦力は以下のような構造になります。

**1. キングジョージⅤ世級(5隻)

──「帝国最後の正統派戦艦」**

キングジョージⅤ世

プリンス・オブ・ウェールズ

デューク・オブ・ヨーク

アンソン

ハウ

■ 位置づけ

英国が“帝国海軍の最後の誇り”として維持した艦隊

14インチ砲だが装甲と防御力は優秀

東京条約では“既存艦”として保有が認められる

■ 役割

大西洋艦隊の中核

対独抑止の象徴

外交訪問・王室行事での“海軍の顔”

■ 世界線での意味

英国が“海軍伝統を守る”ために絶対に手放さない艦隊。

**2. ライオン級(4隻)

──「戦後に完成したはずの“幻の超戦艦”が現実化」**

ライオン

テレメーア(Temeraire)

サンダラー(Thunderer)

コンカラー(Conqueror)

■ 位置づけ

史実では未成だったライオン級が、 この世界線では 1940年代後半に“戦後建

造艦”として完成。

理由は明確:

英国は原爆被害で海軍を失いたくない

しかし新規設計は不可能

既存設計のライオン級なら建造可能

日本のA-150、米国のモンタナ級に対抗する“象徴艦”が必要

■ 性能

40,000t級

16インチ砲9門

装甲はKGV級より大幅強化

速力28ノット級

■ 役割

“帝国の最後の牙”としての象徴

対独抑止

対日・対米の“外交カード”

■ 世界線での意味

英国が“海軍大国としての体面”を保つための最後の戦艦群。

**3. ヴァンガード(1隻)

──「英国戦艦史の最終ページ」**

ヴァンガード

■ 位置づけ

史実同様、英国最後の戦艦

15インチ砲だが射撃精度は極めて高い

1951年時点では“英国海軍の顔”

■ 役割

王室行事・外交訪問

大西洋艦隊の旗艦

“帝国の最後の戦艦”としての象徴

■ 世界線での意味

英国海軍の“伝統の終着点”

東京条約時代の英国戦艦戦力の総括

英国は 計10隻 の主力艦を保持し、 その内訳は以下のように整理される。

世代|艦型|隻数|役割

帝国最後の正統派|KGV級|5|伝統の象徴・大西洋の中核

戦後の象徴艦|ライオン級|4|対独抑止・海軍大国の体面

最終戦艦|ヴァンガード|1|王室・外交・象徴

合計:10隻(比率3に相当)

この英国戦艦体系が意味するもの

英国は“海軍大国としての体面”を守るために戦艦を維持

しかし財政破綻で新規設計は不可能

そのためライオン級を“戦後に完成”させる

KGV級は“帝国の記憶”として絶対に手放さない

ヴァンガードは“英国海軍の最終章”として象徴化

東京条約は英国にとって“海軍伝統の延命装置”

つまり、 英国戦艦は“戦力”ではなく“伝統と外交の道具”として生き残った

というのが東京条約時代の本質です。

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