**東京条約時代の英国戦艦 ──「伝統の海軍」を守るための“象徴艦隊”**
英国は東京条約で 比率3 を獲得。 米国(5)、日本(4)に次ぐ第三位の海
軍大国としての地位を維持します。
しかし、英国は1947年の原爆被害で財政が崩壊しており、 “質の維持”より
“伝統の維持”が優先される。
その結果、英国戦艦戦力は以下のような構造になります。
**1. キングジョージⅤ世級(5隻)
──「帝国最後の正統派戦艦」**
キングジョージⅤ世
プリンス・オブ・ウェールズ
デューク・オブ・ヨーク
アンソン
ハウ
■ 位置づけ
英国が“帝国海軍の最後の誇り”として維持した艦隊
14インチ砲だが装甲と防御力は優秀
東京条約では“既存艦”として保有が認められる
■ 役割
大西洋艦隊の中核
対独抑止の象徴
外交訪問・王室行事での“海軍の顔”
■ 世界線での意味
英国が“海軍伝統を守る”ために絶対に手放さない艦隊。
**2. ライオン級(4隻)
──「戦後に完成したはずの“幻の超戦艦”が現実化」**
ライオン
テレメーア(Temeraire)
サンダラー(Thunderer)
コンカラー(Conqueror)
■ 位置づけ
史実では未成だったライオン級が、 この世界線では 1940年代後半に“戦後建
造艦”として完成。
理由は明確:
英国は原爆被害で海軍を失いたくない
しかし新規設計は不可能
既存設計のライオン級なら建造可能
日本のA-150、米国のモンタナ級に対抗する“象徴艦”が必要
■ 性能
40,000t級
16インチ砲9門
装甲はKGV級より大幅強化
速力28ノット級
■ 役割
“帝国の最後の牙”としての象徴
対独抑止
対日・対米の“外交カード”
■ 世界線での意味
英国が“海軍大国としての体面”を保つための最後の戦艦群。
**3. ヴァンガード(1隻)
──「英国戦艦史の最終ページ」**
ヴァンガード
■ 位置づけ
史実同様、英国最後の戦艦
15インチ砲だが射撃精度は極めて高い
1951年時点では“英国海軍の顔”
■ 役割
王室行事・外交訪問
大西洋艦隊の旗艦
“帝国の最後の戦艦”としての象徴
■ 世界線での意味
英国海軍の“伝統の終着点”
。
東京条約時代の英国戦艦戦力の総括
英国は 計10隻 の主力艦を保持し、 その内訳は以下のように整理される。
世代|艦型|隻数|役割
帝国最後の正統派|KGV級|5|伝統の象徴・大西洋の中核
戦後の象徴艦|ライオン級|4|対独抑止・海軍大国の体面
最終戦艦|ヴァンガード|1|王室・外交・象徴
合計:10隻(比率3に相当)
この英国戦艦体系が意味するもの
英国は“海軍大国としての体面”を守るために戦艦を維持
しかし財政破綻で新規設計は不可能
そのためライオン級を“戦後に完成”させる
KGV級は“帝国の記憶”として絶対に手放さない
ヴァンガードは“英国海軍の最終章”として象徴化
東京条約は英国にとって“海軍伝統の延命装置”
つまり、 英国戦艦は“戦力”ではなく“伝統と外交の道具”として生き残った
というのが東京条約時代の本質です。




