表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
平和の海  作者: circlebridge
PR
33/90

**東京条約時代のドイツ戦艦 ──「Z計画の残響」と「核保有国家の象徴艦」**

ドイツは東京条約で 比率2 を与えられ、 米国(5)・日本(4)・英国(3)

に次ぐ第四位の海軍大国として扱われます。

しかし、ドイツの海軍は他国と根本的に違う。

1947年に英国へ原爆投下

欧州制圧に成功

核抑止力を獲得

海軍競争から降りたい

しかしZ計画艦隊の一部は既に完成している

つまり 「海軍は必要ないが、既存艦は残ってしまった」 という状態。

その結果、ドイツ戦艦戦力は “Z計画の残響”としての象徴艦隊 という独特の

性格を持つ。

**1. ビスマルク級(2隻)

──

“大陸国家が持ちすぎた海の巨獣”**

ビスマルク

ティルピッツ

■ 位置づけ

ドイツ海軍の象徴

38cm砲8門

装甲・火力ともに欧州最強級

1940年代前半に完成

■ 役割

対英国抑止

北海・ノルウェー方面の制海権確保

核保有後は“象徴艦”としての役割が中心

■ 世界線での意味

「大陸国家が海軍大国を目指した最後の痕跡」。

**2. シャルンホルスト級(2隻)

──

“高速打撃艦”としての遺産**

シャルンホルスト

グナイゼナウ

■ 位置づけ

28cm砲だが高速(31ノット)

大西洋での通商破壊を想定

1940年代前半に完成

■ 役割

北大西洋での高速打撃

英国封鎖戦の一環

東京条約後は二線級へ

■ 世界線での意味

“ドイツ海軍の攻勢思想”の象徴。

**3. H級戦艦(2隻)

──“Z計画の中核が現実化した世界線”**

フリードリヒ・デア・グローセ(H-39)

グロース・ドイッチュラント(H-40)

■ 位置づけ

理由は明確:

史実では未成だったH級が、 この世界線では 1940年代後半に2隻だけ完成。

欧州制圧で造船能力が増大

英国との戦争が長期化

核保有前に“海軍大国の体面”を整えたかった

しかし財政と戦略の限界で2隻が限界

■ 性能

56,000t級

40.6cm砲8門

装甲はビスマルク級を大幅強化

速力は28ノット級

■ 役割

対英国の“決戦艦”

核保有後は“不要な巨艦”となる

■ 世界線での意味

“Z計画の夢が部分的に実現した証拠”

**4. 大型巡洋戦艦(3隻)

──

“戦艦扱いの高速艦”として条約に提出**

フォン・モルトケ

フォン・ハルケンハイン

フォン・ヒンデンブルク

■ 位置づけ

30cm級砲

30,000t級

32ノット級

“ポケット戦艦の大型版”として建造

■ なぜ戦艦扱いか

東京条約第3条で 「排水量20,000t以上、または主砲30cm以上は主力艦」 と

定義されたため。

■ 役割

北海での高速打撃

対巡洋艦戦闘

対ソ連抑止(バルト海)

■ 世界線での意味

“ドイツ独自の高速重装甲艦思想”の最終形。

東京条約時代のドイツ戦艦戦力の総括

ドイツは 計9隻 の主力艦を保持し、 その内訳は以下のように整理される。

世代|艦型|隻数|役割

中核|ビスマルク級|2|欧州海域の象徴

高速打撃|シャルンホルスト級|2|大西洋攻勢の遺産

重戦艦|H級|2|Z計画の中核

高速戦艦|大型巡洋戦艦|3|北海の高速打撃

合計:9隻(比率2に相当)

このドイツ戦艦体系が意味するもの

ドイツは“海軍大国を目指した痕跡”を残している

しかし核保有で海軍競争から降りる

Z計画は“部分的に完成”しただけ

戦艦は“戦力”ではなく“歴史の残骸”となる

東京条約はドイツにとって“海軍の終止符”

つまり、 ドイツ戦艦は“海軍大国の夢の残響”として東京条約に提出された

というのがこの世界線の本質です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ