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火種
ハツミは、「眠っておるか。フム、ソナにちょっと聞いた話では。女神の武器のソードになっている時は、裏魔王よりも強いんじゃとの」
「へぇ、力に憧れがある?」終末の剣は、なんとなく好奇心を出して、聞く。
「いや、力があってものぅ。ワラワは結局、大事なのは、地道に物事をやり抜くことだと思うておる。力など、本当は、火種になるから無い方が良いのじゃ。まっ、弱い者を守るためと言って、力を振りかざしていたワラワが言うのもおかしいがの。力を使うのは、細心の注意をはらって、出来るなら、せぬようにせねばならぬ。
とはいえ、つい、力を求めている時もあるがのぅ」
「へぇー、ハツミ。意外と考えてんだね。さすが、女神の武器か。僕のものにしたくなったよ!」終末の剣は、笑って言った。
続く
おっと、終末の剣が怪しくなってきたね!!




