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不思議な道
「姫様、不思議な道ですね。変わった地面です。黒に近い、グレーで。きっと、これは意図的な人工物の地面ですね」姫とソナは、初めて見るアスファルトを不思議そうな目で見ている。
「何と言おうか。ワラワも、そんなにオシャレな方ではないが、何だか使い勝手だけを考えた地面じゃの」
「でも、姫様。歩きやすいですよ。メピタ国でも、こういうの一部でもいいので、使ってみませんか」
「フム。考えておくのじゃ」
二人は、ソナが精霊に引っ張られる方向へ、歩き続けた。少し、歩いた時、姫が自動車にクラクションを鳴らされ、意味が分からず驚いて、戦闘体勢になりそうになったが。
その後は、ソナの後を歩いて、二、三十分経ったときアスファルトにある線が車の走行位置に関わっているのではないかと、気が付いた。姫は素っ気なく感じた道路にも、理にかなっていることを知って、目を輝かせ感心していた。
続く
やっぱ、姫だから国のためになりそうな素晴らしい技術には、目を輝かせちゃうんだね!!




