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終末の剣
ソナは、「それで、竜騎士の心を、どうやって救うんですか?」
「そうじゃな、シュウの心を救うにはの、『終末の剣』で身体を突き刺せばいいのだ」
「えっ!?剣?それで、心を救えるんですか???それに、竜騎士って、シュウって名前だったんですね。うっすら、竜騎士がいるってことしか知らなかったんで」
〈まさかの、剣で突き刺す!!?もっと、過去を思い出させるとか、何かかと思ったのに〉と、ソナは思った。
「突き刺せば、過去を思い出す」
〈あっ、やっぱ、そういう機能なんですね。突き刺すって、怖いから…〉と、ソナ。
「ダメージは、負わないんですね」
「いや、めちゃくちゃ負うのぅ」姫は、あっさり言う。
「めちゃくちゃ…」
姫は、冷静に話す。「まっ、正しくは、瞬間的にその人物を殺して、その人物を無防備にして徹底的にスキャンして、こんがらがっているところを干渉して、治す。
そして、身体を再生させる。多分、瞬間的にはめちゃくちゃ痛い。頭の負担を考えたら、二回ぐらいしか使えない剣だ」
「嫌ですけど。めちゃくちゃ便利な剣ですね。なんで、そんな便利な剣、使っているの私は知らないんでしょう?」
「それは、使うと、異世界へ剣が飛んで行くからだろう」と、姫。
続く
めちゃくちゃ痛いのは、嫌だな。




