ストレス
「もう、来ないと思うなよ。私は、必ず姫様を手に入れて、世界の王となる」竜騎士は、帰る気配を漂わせながら、宣言をした。
ソナが、「いいから、早く姫様を元に戻して」
竜騎士は、ソードの刃先が下になるように持って、姫を剣の状態にする力を、抜いた。
すると、ソードは人間の姫の姿に、戻った。
「姫様っ!!」ソナは、喜びの声を出した。
「ソナは、ワラワのものだ!」姫は、目をギラギラッさせて、その想いを口にした。
ソナは、びっくりして、「えっ!?」
竜騎士は、ポカンと口を開けていた。けれどソナの力が効いたのか辛抱出来ず、竜に乗って、去っていった。
「どうした、ハツミ姫!??」裏魔王は、急な姫の言動に訳が分からなくて聞いた。
「ワラワは、ソナと別の世界へ逃げる。この何十ヒダ(分)の間に、相当なストレスを感じた。
ワラワは、我慢ならん。おい、そこの男!」姫は、裏魔王を指差す。
「へっ、ワレか!?」
「お主、とても強そうな気がする」
「まっ、まあな」
「ソナの父、魔王を竜騎士から、城、もしくは城周辺にいて守ってやってくれ」
「ひっ、姫はどうするんだ?」裏魔王は、至極、まっとうな疑問を口にする。
「ワラワは、逃げる。この、ストレス、我慢ならぬのじゃ。異世界へ行く」
姫は、指笛を吹いて、竜を呼んだ。姫が「もう一匹は、ワラワの竜じゃ」
女神の靴の竜は確かに、二匹いると言える。
続く
姫は、ストレスで異世界まで逃げる。それで、解決するのだろうか???




